年賀状を書こうと、 古い手紙の入っている箱を開いたら、 なかから、 宝物が出てきた。
手紙は、いい。 便箋や、文字や、文章や 封を破った後にまで、 想い出がこもってる。 書いてくれた人の、私への気持ち。 私のことを思って、誰かが手紙を書いてくれた時間。 それが、箱の中に。 今はもう、遠くなってしまった人もいるし、 その頃よりももっと近くにいる人もいる。 当時の空間や、空気や、感情がもどってくる。 気づいたら、何時間も経っていた。 わたしって、たくさんの人から良い思いを向けられて生きてきたんだなって、思ったよ。 わたしは、愛されてきたんだなって思ったよ。 たくさんの優しい人達に大切に思われてきたわたしなんだから、 自分で自分を粗末にしたら、 罰があたる。 そう思った。
ねぇ、きっと、みんなたくさんの人から たくさんの気持ちをもらってここまで生きてきているんだよ。 忘れていないかい? いきることが辛いような気持ちになったら、 思い出したら良い。 みんな、愛されて生きてきた。
わたしは、そう思うよ。
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