『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2013年09月09日(月) you are alive, so, I'm alive.


ヒトリゴト。


ゆれうごく毎日でした。

ココ、にきてから、、、9年と少し?
楽しいことを書くつもりできたけど
そういう日記を書くんだ、と登録したのだけど


いろんなひとをみおくって、涙が出なくて

みおくらなくてすんだひともいて、それはうれしくて


それをくるりくるりと繰り返したみたいな、9年。


じぶんを損ねたり
恋をしてみたり
まわりにうながされるように
結婚、ということを経験したり。

ひとなみなようで、そうでもないようで、ありふれたようで、唯一の?


まだ、オクスリのまいにちです。
だからあんまり、威張れません、苦笑。
笑うためのあたしの杖なのかな、くらいで。
ちょっと、育ちそこねで。

ただ、今、トウキョウというところにやってきました。
うまれたところとか、なじんだおうちとか、そういうものを離れて
知らない場所。知っている人もいないところ。

いろいろ、いろいろ、あるけれど


ICUにはこばれたきみに、会いにとんで行けたから
動かないその腕を、ぎゅっと握ることが、できたから
そうして、その腕は、少しずつ動くようになって
また、手をつないで、いっしょに歩けるようになった。だから


we are alive.

I'm ALIVE.


少しずつだけれど、家事ができるようになりました。
毎日たくさんお洗濯をしています。
ほうきとちりとりで、お掃除ができる。
朝おきて、ごみを捨てにいけるようになりました。
おふとんを干してみたり、庭の面倒をみるとか
グレイのあずま袋ポシェットにいれて、牛乳を買いにいったり。

頓服をのんで、オクスリをかばんにつめて、だけれど……ひとりで外出も、たまにたまに。

針と糸を持てる。
いろえんぴつで、小さな絵を描く。
ボタン付けは、わたしのしごと。
溜まったお洋服を誰かにあげる、処分する。
そうして、ここ長いこと
ご無沙汰をしていたひとたちに、少しずつ
手紙を書いている。あたらしい住所といっしょに。


………まだ、むらはあるけど。

前を向いている、とはあんまりいえないけれど
足元をみて
つまづいてころばないように
歩きよい靴を選んで


歩いてく。


笑ってく。



重陽の節句、にて。


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