『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2005年04月16日(土) 濁り水

まとまらない。

考えがまとまらないついでに
自分のからだまで
どんどん、ふたしかなものに薄まってひろがって
拡散していってしまえ

叩かれた衝撃の一瞬で消えて
のこらなかった痛み、
なぜかかなしいことばかり目に付いて仕方ない週末です
季節は八重のさくらへとうつり
たのしみにしていた音が
たのしみにしていはずの声が
顔もない誰かさんの言葉によって
次々に落ちていく

春の広葉樹林をみたいなと
そう思いながら駅の大きなポスター
ながめていた
たとえばぶなの森の水

白濁、

もえあがるみどりの木、
自分の存在が
もううるさくてしかたがない。

ひざをかかえてうずくまろう
旅に出て行く夢を見よう
あたしのからだはとてつもなく自由で
重い荷物も苦ではなくて
ただ
未知のものに目をまるくして
みずみずしいよろこびということを
神経のすみずみで余すところなく
味わうのだ


4月16日、夜


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