『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2003年06月22日(日) すっぽりくるまれた

痛い痛い痛い

痛い痛い痛い

痛い


お薬がなくなる病院に行かなくちゃいけない


行きたくない外に出たくないお日さまがこわいの
照らされたところからからだの組織がぐずぐずと壊れていくみたいで
気持ちがわるくて、日陰のほうから、まぶしさに息をひそめていたい
あったかい陽射、ほんとうは
好きだったはずなのに
とっても好きだったはずなのに

かなしい


目がさめたらよくなってるといいのにととても思う
けど
その望みはあまりないことを知っている
ささくれたような痛いのがまた
背中からぼくのことなぶっているかもしれない

でも時間は進む


夏の時間が進む
こわれていく
まぶしいのがまっくらに見える


それでもやっぱり、抜け出したいと思ってる


(06/23/0:50am)

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ふたたびおきあがってしまった
あんまり文字が上滑りしてさらさらとあたしの指のあいだ
流れ出ていって何も残らなくて

すいみん、に
入り込めなくて
休息ってどこにあるの

泣きはじめる前にがばりと起き上がって電気をともす


闘病なんかそれらしくないから止めようと思ってた
だけど、気がついたら
またその場所に否応なしに戻ってきちゃった気がしてかなしくなった
いつやめられるのかな
いつやめられるのかな
さっさと元気になれって言われた
わたしは好きでこれをやってるの?
先が見えない場所に落っこちちゃったらあとは這い上がるしかない
底のほうで息を殺して通り過ぎるのを待ってる
待ってる


あかるいお日さまの下に笑って出て行けるようになりたい
痛いのが少しくらいあってもいいからまっすぐに人の顔を見られるようになりたい
真っ赤で真っ黒などすぐろい痣でわたしができている
二度見直されても
だいじょうぶってまっすぐに立って
お日さまの下で笑う

夢みたいな話に聞こえるけどでもきっとそのうち手に入れてやるんだ


両手をキーボードにしばりつけたら悪いことは減らせるような気がして
パソコンの前にまた座った
ああカメラのシャッター押せなくなったんだねぼくの右手
麻痺して震えて力が入らないんだ
二本指じゃ持てないものが多いってことに少しずつまた気がついていく
お箸、スプーン、歯ブラシ、鉛筆、マグカップ、タオルを絞ること

でも今日は大根おろせたんだよ

あちこちにべたっと貼りついてわたしの細胞の一部ひっぱがしてく
じわじわ染み出ていく体液がなんとなく粘着質に顔をおおって
憎らしくて
気色悪くて


だけど文字が残っていてよかった


きみはわたしの相棒だけど
たぶんきっと、一生モノの相棒だけど
でも
わたしはあんたに喰われたくないんだ
喰われたくないんだから


お日さまの下に、笑って出て行けるようにきっと

なるんだから



(2:11am)


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