みちる草紙

2005年12月23日(金) 次代を担う子供たち

生まれた子供にこういう名前(下記)を付けるのは、暴走族カップルくらいかと思っていた。
ところが今は殆どの若い親に、おかしな当て字を好む傾向が見られるらしい。

『海外で通用するように』西洋風の名前を付けるのだ、という言い分を時々聞くが
バカじゃなかろうかと思う。通用するのしないのって、一体何がよ?
では、サダヤッコやイチローを、外国人が覚えられなかったとでも言うのか。
(外国人を真似るより、彼らの耳にエキゾティックに響く方がよほど良い気がするが)
何処へ行こうと、名前は名前として音で認識され、それ以上でもそれ以下でもない。

が、「名は体を表す」というのは、本当だと思う。

古風な名前を付けられた子供は、比較的知能が高いという統計まであるという。
(ここで言う“古風”とは、単に日本人の“名前らしい名前”を指すのだが)
つまり、これはどういうことかと言えば
子供のまともな名前が、付けた親のまともさを反映していることの
裏づけと見て良いかも知れない。
昔、女の子の名前は大抵「○○子」だったが、今あえて「子」を付ける親は激減し
今現在の、低年齢の少数派○○子ちゃんは、割と賢い子が多いのだそうだ。

それから、平成の大合併後の新市名、平仮名だとどうしても
そこの市議が単純バカ揃いだろうと思いたくなる(ごめん、市民の方々)。
『誰にでも読めるように』という無駄な配慮は、漢字の読めない民を増やすだけ。
読めなければ、読み方を調べれば良いだけのことである。

アタシの故郷も合併で市の名前が変わったが、腹立たしいことにそれが
日本一ダサい市名にランクインされるほど、市議の無粋を露呈するバカ名なのである。
今後の生涯、出身地をひた隠しに生きてかなきゃならなくなった。どうしてくれる!

まだまだいっぱいあるんだけどな、日本人の堕ちた美意識・センスについては。


↓アタシがまともでないと見なす名前のごく一部 (某所より引用)
 場末のスナックもどきのイカレポンチ名がずらり並ぶ。
 
楽気 らっきー  礼加 れたす  来夢 らいむ  呂偉 ろい
上人 うえると  季生 きき  心愛 ここあ  騎士 ないと
留樹 るーじゅ  南椎 なんしー  心夏 ここなつ  聖来 せいら
海鈴 まりん  折雅 おるが  星光 きらり  愛舞 いぶ
紅亜 くれあ  偉大盛 いであ  紗音瑠 しゃねる  愛果夢 あいかむ
奏日亜 そふぃあ  美似夢 みにむ  茶彩羅 てぃあら  夏偉樹 ないき
実果林 みかりん  湖林檎 こりんご  響 のいず  奏夢 りずむ
未来 ふゅーちゃ  路未央 ろみお  天子 てんし  瀬詩瑠 せしる
乃絵瑠 のえる  美羅乃 みらの  蘭素 らんす  理在 りある
大也 ダイヤ & 主人 モンド (双子)   楽瑠琥 らるく & 詩慧瑠 しえる (双子)

我々の老後の社会を担うのは、こういう名前を選んだ親のDNAを受け継ぐ
キテレツ君たちだと思うと、それだけでも、日本の将来を憂えたくなりませんか?


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