みちる草紙

2005年10月01日(土) 入居者求まず

月末に、階下の大家さん宅へ家賃を払いに行ったら
出し抜けに
『お知り合いに、誰かお部屋探している人いない?』
と訊かれた。

そう言われれば確かに隣室は、ここ2ヶ月ほど
電気もガスもメーターが止まったままなのに気付いていた。
年配の女性が住んでいたが、身体を悪くして入院したとかで。

「ああ、じゃやっぱりお隣は引越されたんですか」
『そうなのよ。長いこと入院してたんだけど
 もう年だからって田舎に帰っちゃったらしいのよ』

となると、今このアパートを借りて住んでいるのは
アタシだけ♡ということになる(*゚-゚*)
窓さえ閉めておけば、夜中にお喋りしても気兼ねがいらない?

『出来れば、女の人がいいんだけどね。
 男の子は扱いづらい』

お隣の前の住人は若い男だったが、ためた家賃を踏み倒され
挙句は夜逃げされたらしいので、大家さんも懲りているようだった。

「じゃ、今度友だちにきいてみますね」
と、その場は適当に答えておいとました。

ここは大家さんの家の2階を、2世帯にだけ貸せるように
なっていて、一見すると普通の戸建にしか見えない。
(今朝も宅配業者が見過ごしてしまい、困って電話をかけてきた)

家賃は毎月滞りなく納めており、女の一人暮らしという
こともあってか気を遣ってくれて、部屋の住み心地は悪くない。
物干し竿も換えの蛍光灯もただでくれたし、更新料も取られない。

問題は二つ。

駅が遠くて店も少なく立地が不便な割に、家賃が高めなのだ。
それと、隣家の子供たちの雄叫びや泣き声が日夜凄まじい。
(日曜の朝6時からやられた時はさすがに怒鳴った)

でも、そんなこと大家さんにはちょっと言いにくいし。
アタシとしては、隣はずっと空き部屋のままが望ましいのですが…(^_^;)


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