土曜日生まれは腰痛持ち

2006年10月12日(木) 愚かな人

愚かといっても、いろいろな視点があるし、
というか、愚かでない人間なんて、多分この世に1人もいないけれど
ともかく、今朝のテレビで、とっても愚かな大人の人を見ました。
話はちょっとそれますが、先日、コンタクトレンズを作りに行ったとき、
目や視力についての不安などを尋ねられたので、
「最近、老眼が始まったような気がすることがある」と言ったら、
「人間は20歳過ぎたら、目の老化が始まるものです」と切り返され、
そういうことが言いたいんじゃな〜い!と、心の中で叫びました。
この手のすれ違いって、よくありますよね。
少なくとも私は、20代のメガネ美人が
頭にメガネを乗せて、近場のものに見入っている、みたいな図は
見たことないぞ。


その人は、2年前に起きた殺人事件・被告人の国選弁護人です。
どの事件と特定せずとも、
異例のスピード判決が話題になったといえば、
アレかなと思い当たるような、
社会的影響力の極めて大きい事件でした。

その人は言います。
「彼は幼時にいじめられ、身体的なことで差別されていた」
番組の司会者もコメンテーターも、当然言います。
「それは全く言い訳にはならない」
それに対して、弁護人が言うことには、
「言い訳にはもちろんならないが、
彼がなぜ事件を起こしたかを知る必要がある。
いじめの経験がなかったら、こんな犯罪には手を染めなかった
」

大筋はこんなやりとりでしたが、
まさに我が耳を疑いました。
要するに弁護人は、
その事件の被告が、
豊かな感性を持った人間だということを知れば、
そういう気持ちになる、
ということを言いたかったようです。

それでも私は、
もしその場にいたら尋ねたかった気がします。
「なぜ、知る必要があるんですか」
多分こう尋ねたら、くだんの弁護人は、
現在いじめられている子供たちを、
将来犯罪者にしないために…とか、
そんなようなことを言うんじゃないかと思います。
いじめという被害に遭った上、
犯罪者予備軍にされるんじゃ、
人間性全否定ではありませんか。
こういう発想が、新たな差別を産むんだということに
全く気づいていない模様です。

しかし、彼の最も愚かしいところは、
何といっても、
どう口説かれたか知らんけど、
のこのこテレビに出てコメントしていることです。


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