| 2022年03月13日(日) |
真犯人フラグを見たけどさぁ… |
普段テレビドラマをほぼ見ない俺が、珍しく半年も一つのドラマを見続けた。珍しくというか、記憶にない。
ミステリー小説が好きな俺に、奥さんが勧めてくれたので毎週一緒に見ていた。
結論から言うと・・・
やっぱり、宮部みゆきさんとか東野圭吾さんって凄いんだな・・・ ですね。
最終回を見終えて思ったことは「おお!なるほど!そういうことか!」というのが一つもなかった、ということですね。
宮部さんや東野さん、その他の一流の作家さんの作品を読み終えた時って、これの連発なんですけどね。
奥さんを殺してしまったのも(計画的ではない)突発的なもので、子供達の二つの失踪・誘拐は偶然で、防犯カメラに映った、娘だと思ってた女子高生も似てる娘がたまたま映り込んでただけ・・・
ミステリー小説やドラマの謎解きに、こんなにも偶然を連発されると冷めるよね。
申し訳ないけど、実に質の低いミステリーだったな・・・と。
まあ、秋元康なんでね、結末に期待はしてませんでしたけども。 唯一想像が完全に当たったのは
「最終回を見ても、すっきりしないんだろうな・・・」ということでした。
たぶん、秋元氏は設定を考えるのが上手いのでしょう。 設定だけ考えて、あとは一流のミステリー作家さんに任せればいいのにね。
まあ、個人的に秋元氏が好きじゃないから余計にそう思うのかも知れませんけど。
あと、俳優陣も・・・ ま、こちらはやめておきましょうか。
いい役者さん達の無駄遣い、とだけ言っておきます。
脇役の方々の演技が素晴らしかったです。
もう秋元氏原案のドラマは二度と見ないと誓いました。
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