退職と独立
2年続けていた偽装請負に限界が来た。 ま、いつまでも人事部を騙し続けられるわけがないし。 当然だ。
そして、先代の社長が亡くなり、跡を継いだ二代目は予想通り・・・いや、予想以上に無能だった。
上司Kも、これでは自分の成績にも悪影響だ!ということで、考えた。策士だからね。
保身のためにだけ頑張る人。
結果、俺に個人事業主になって、今のこの部署を離れて、グループ会社であるDC社の請負として仕事をしてくれと言われた。DC社の社長にも話をつけてあると。
勝手に画策して、相談もせずに人の人生をも決めてしまう上司Kは、本物の糞野郎だ。
突然仕事をゼロにされることもあり その時に誰も補填してくれない なんの保証もない独立・・・ それが個人事業主。
人の人生をなんだと思ってるのだ?
でも、俺にはこれしか生き延びる術がなかった。 受け入れるという選択肢しかなかったのだ。
請負になったり個人事業主になったり。 環境の変化に合わせて己の生態も変化させる・・・
そう、生き延びれる種とは、そういう種なのだ。
弱い種が生き抜くためには、それしかないのである。
個人事業主になったことを、逆に利用せねば! 俺は努力した。 間違いなく。
結果、年収を1.7倍くらいに増やすことに成功した。
ピンチをチャンスに替えることが出来たのである。
ちなみに、俺が辞めた会社は、俺を失ったことで売り上げが7割くらい減った。社員をリストラし、無能の二代目が学生のアルバイト代くらいの給与で働くことで生き延びている。
こればかりは仕方ないね、弱肉強食の世界だから。
散々アドバイスしてたのに、何も努力してこなかった二代目の自業自得です。
個人事業主は大変だけど、これで落ち着いてくれたらな…と思っていた2018年でした。
落ち着くどころか、この後も年々ピンチの度合いが高くなって行くのですが(苦笑)
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