| 2020年06月30日(火) |
モテない男の才能を信じてみた |
昨日からの続きです。
自分の今住んでるマンションの部屋を本社にして法人を立ち上げたい。 そのためにはマンションのオーナーの許可が必要である。 不動産屋にはNOと言われた。 テメーらには任せておけん!と思い、思い切ってオーナー宅の庭にいらっしゃったご婦人に声を掛けてみた。
あのー、すみません! マンションSのオーナーの安藤さんですよね?!
「は、はい・・・えっと・・・どちら様でしょうか?」
ご婦人(70代くらいのおばあちゃん)は不信感を若干漂わせつつも、こちらに寄って来てくれた。
マンション名と部屋番とともに名を名乗り いつもお世話になってます、と深々とお辞儀をして挨拶をした。
まあ、本来はこっちが客なんだけどね。 でも、お願いごとをする以上、より丁寧に接しないと!と思って。
プラス10ポイント。
いきなり本題に入るのはどうかと思ったので、今少しお時間は大丈夫ですか?と確認したのちに、半年ほど前に対応してもらった水漏れの件のお礼を言った。
向こうもそれで思い出したようで、ああ、その節はこちらこそご迷惑をおかけしました・・・と言ってくれた。
水漏れだって、こっちがお礼を言う話じゃないんだけど。 でも、それもまた戦略。
まずは誠実な人間であることをアピール出来た。
プラス10ポイント。
さらに本題に入る前に・・・ あのぉ、ナオト君のおばあ様ですよね?
「え?!孫をご存じなんですか?」 ええ、娘が同じ幼稚園で、一緒にバス通園で仲良くさせてもらってて・・・
「ああ、そうなんですか!?存じ上げなくてすみません・・・」 いえいえ。 家内もナオト君のお母さんとは顔見知りで・・・
「それはそれは・・・お世話になっております(ぺこり)」 いえいえ、こちらこそ・・・(ぺこり)
まったくのあかの他人じゃないよ。 あなたのご家族と繋がりもある・・・どこの馬の骨かもわからない、信用して良いのかもわからんただのマンション住人、とかではないですからね!ということのアピールも成功。
プラス20ポイント。
それから少しだけ、可愛いであろう孫のナオトくんの話をしてみたら、やっぱり笑顔がこぼれて・・・
はい、プラス100ポイント。
よし、ポイントは充分溜まった! 本題だ!!
実は少々お願いがございまして・・・ と切り出して、本社の住所に使わせてもらいたいとの旨を説明した。
登記上の問題だけで、まったくご迷惑が掛かることはございません。 不特定多数の人が出入りするとかもありません。 法人に契約を変えて欲しいとか、そういうこともないです。 迷惑も掛からないし、何も手を煩わせないし。 これからも今まで通りきっちり家賃は納めますし、マンションの契約に関しては何一つ変わりません。
ですので、よろしいでしょうか?
と、お願いしてみた。
「ああ、そんなことですか。全然かまいませんよ!どうぞどうぞ!」
キターーーーーーーーーー!! よっしゃーーーー!!!!!!
昔から同世代の女性には全然モテなくて。 でも、親に近いような年代の女性にはすごく良い印象を持ってもらえて。
まあ、要するに真面目そうで、礼儀正しくて。 しかも愛想は良くて。
でもね、そんなところに好かれても意味はなんだよ! 俺の求めてるところはそこじゃねーし!
同世代の女子から高評価を得たいんだよぉぉぉ!!!
ずーーーっとそう思ってました。
でも、やっと・・・ まさか、こんなところでその才能が活かせるとはっ!
俺、ご婦人専門の営業とか向いてるかも。
マックスで詐欺師。
それがマックスなのか わからんけど。
いやはや、起業の一番高い山は越えました。 嬉しかったなぁ・・・
昨日は久々に、ビールを美味しく飲めました。
あ、発泡酒だ・・・
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