なんとなく続いている日記

誰かに読ませるつもりで書くものではないが
誰かに読まれた時のことも考えて書くもの。
それが日記。

では、Web日記とは一体・・・

2008年11月26日(水) 裸の王様

上司K(自称「神」)が今年の部内レクリエーションの幹事にあたった。
完璧主義の彼は今、部下2人を補助幹事に指名し、連日打ち合わせをしている。1日1時間で・・・もう7回目の打ち合わせである。

たかがレクリエーションで、だ。

レクリエーションの時間より打ち合わせの時間の方が長いし。


彼は、最高のプランを準備すると張り切っている。
我が部署全員(29人 男22:女7)を参加させたいんだってさ。

そういう行事ごとが嫌いな人には大迷惑な話なんだけど。
そんな気持ちは彼には絶対にわかるまい。
自分が好きなことは他人も好き、彼はそういう思想だから。

恐ろしいまでの自己中心的発想です。


彼曰く「全員参加したくなるような素晴らしい企画を用意する自信がある」だそうで。さすが神。

8回目の打ち合わせでようやく企画が決まったそうで、その内容が発表された。その内容とは・・・


「劇団●季のミュージカル(Cαts)の観劇に行きます!」

(検索されないよう、一部文字がおかしくなってることをご了承下さい・・・
 見つかったらシャレになりませんので)

彼は満足げに言った。

「これ、我ながら素晴らしい企画が用意出来たよ・・・(しみじみ)」

はぁ・・・
ミュージカルですか・・・


たしかに女性社員は喜ぶかも知れないけど、参加資格者の大半を占めるのはいい歳のおじさんだ。おっさんが22人も揃ってミュージカルなんぞ観に行くだろうか?!ミュージカルなんかに興味があるのだろうか?

喜ぶか???

しかし、彼はそんなことはこれっぽっちも頭にはないようで。

「バスは25人分の席しかないんだってさ。この企画だと欠席者もほとんど出ないだろうし、バスの席が足りないかもな・・・」

ポジティブというかなんというか・・・


実際、皆が誉める。
素晴らしい企画ですね!ミュージカルだなんて・・・センスいいですよ〜!と。

俺も言った。
でも、そんな俺は欠席。

興味ねーよ。

ちなみに、昼ごはんはちょっとおしゃれなレストランでランチだそうで。

おしゃれなランチにミュージカル・・・
完全に女子社員の多い会社の企画ですね。
おっさんどもが揃って行く企画ではありません。

ミュージカルのセンスが悪いと言ってるわけではないですから。
人気公演だし、好きな人も多いでしょ。

でも、この企画をおっさんども相手の企画として「完ぺき」と思ってるセンスが痛いのです。

・・・
・・・
・・・

会社のトイレの個室に入っていた。
小のほうに部長と50過ぎのオッサンが入ってきた。

「なあ、あのレクリエーション行く?」
「どうしようか迷ってます・・・」

「俺、あんなもん興味ねーよ!」
「私もないですが・・・一応最終公演だって言うから・・・」

「最終公演なんて関係ねーって!
 見たきゃブロードウェイまで行きゃーいいんだよ。
 あーあ、本当に今年のレクリエーションは興味ねーなー」

お〜い・・・個室に俺がいるの気付いてますかぁ・・・

個室にいるのがKじゃなくて良かったね。(苦笑)

というか、これが普通のオッサンの感覚。
当然二人とも不参加だそうです。

・・・
・・・
・・・

結局、29人中11人が欠席だってさ。

3分の1以上が欠席じゃねーかっ。

ハズレ企画。


それでも皆、幹事に気を使って欠席の返事をするときもも
「企画は素晴らしいんですけど、どうしても予定が合わなくて・・・」
「本当に行きたいんですけど、子供のいる主婦としては厳しくて・・」
などと言う。

大人ですから。

それを聞いた上司Kは・・・

「まだ3ヶ月も先の話だし、その予定、なんとかしなよ!欠席の返事はもらったけど取り消しておくから、もう一回調整してみな!」

などと言う。

子供かっ。

・・・皆、本迷惑そう・・・


皆、本当にどうしても行きたい企画なら自分でなんとかするでしょ。
その気はないんだって。
欠席したいんだって。
興味ないんだってば。

社交辞令だってことが彼にはわからないのだろうか?

自分の企画が心底素晴らしいと自負している彼にはわからないらしい。


皆が誉める。
彼は日々気分を良くしている。

「本当にこの企画にして良かった」と。

欠席者は3分の1以上だけど。


しかし彼が会議等でいなくなると、部下達は

「ミュージカルなんて本当に行きたくないですよ!
 でも、断ると仕事に影響が出ちゃうかもしれないし・・・」

などと言っているのだが、その空気を読む能力は彼にはない。


言っておきますが、それを楽しみにしてる人もいますよ。
全員が全員、イヤがってるわけではありません。
心の底から、本音で誉めてる人もいるでしょう。

ただ!彼の直属の部下では誰一人として喜んでませんけど。

俺は知ってる。

それでも表向きは素晴らしい企画だと誉める。
ぜひ参加します!させて下さい!!と。
それが部下の務めだ。
社会ってものだ。

それを聞いてとても喜ぶ彼。

自慢げに企画を絶賛する上司。


素っ裸でちん●んぶらぶらさせたまま胸を張って町を歩く王様だ・・・

・・・
・・・
・・・

「なあ、ミュージカルの観た後はどこに行く?」

上司Kがとんでもないことを言い出した。

え?!
ミュージカルのあとは開放されるんじゃねーの?
まだどこか行くの???

ま、まじかよ・・・・

皆が泣いてます。

俺、断って本当に良かった・・・


彼は何がなんでも日曜は家にいたくないようで。
どうしても丸一日出掛けたいらしい。
早く帰るなんてありえないようで。

会社では神だが、家には神を超える界王様でもいるのかね・・・


彼は今、毎日毎日3ヶ月も先のレクリエーションの話をしている。
本当に楽しそうだ。
楽しみで楽しみで仕方ないのでしょう。
部下達はその話をされるたびに引きつった笑顔を作っている。

悲しいね・・・

・・・
・・・
・・・

部下が仕事をミスする。
上司Kは言う。

「おまえ、こんなことしてるとレクリエーションを不参加にしちまうぞ!(笑)」

なんだか本当に痛々しい・・・


不参加にしてもらえるんですか?!と言っちゃえ! ←無理


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