「今忙しいかい?」 まあそこそこには・・・
「悪いけど、ちょっと一緒に打ち合わせに出てくれないか?」 はぁ・・・いいですけど・・・
打ち合わせの内容は、彼のやった仕事の手直しに関することだった。 彼が間違えてたわけじゃなくて、与えられた資料が間違ってたんだけど。 とにかく、多数の修正箇所が発生していた。
こりゃあ直すのは一苦労だな・・・ご苦労なこっちゃ。
打ち合わせが終わった。 彼が俺に言った。
「じゃあ、あとを宜しく」
はぁ?! ←魔邪風に
え、俺がそれやるの?????? まーーーーーったく意味がわかんないんですけど・・・
「これ、凄く重要な仕事なんだよね」 「会社あげての戦略の商品だから」 「他の仕事を止めてでもこれを先にならなきゃ」 だそうな。
・・・じゃあ おまえがやればいいだろっ。
マジ意味わかんねー ←女子高生風に
「いや、でもほんと。冗談抜きで・・・ 上の人たちがうるさいから早く始めて終わらせた方がイイよ」だって。
いや、こっちこそ冗談抜きで、心の底から 「だったらさっさとあんたがやれよ!」と思ってますけど。
そんな上司Kは出世頭。 どんどん人を抜いて出世していってるツワモノです・・・
他人なんて利用することしか考えちゃダメなんだね。 やっぱ、人を人と思ったら企業内では勝てないんだろうね。 凄い人だ。
人間的には絶対負けないけど。
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