| 2005年04月02日(土) |
小さな港の小さな定食屋 |
カノジョさんと某港そばにある、その日に取れたしらすを食べさせてくれる定食屋さんに行って来た。
行ったはいいが、店は超満員。 超満員といっても、お客さんは十数人だったけど。 しかも、全員常連さん という感じだった。 小さな店だった。
庭先(?)にいくつか席があり、そこでもいい?と店のおばちゃんに聞かれた。せっかく来たんだし、しらす定食食べたいし・・・と思い、ちょっと寒いけど野外の席で我慢することにした。
酔った常連さんの中には「火鉢に火を入れてやれよ〜」なんて言ってくれてる人もいたけれど、おばちゃんにはその気配が全くなし。
おばちゃんは言った。 「ご注文は何にします?」
いや・・・その前にメニューを下さい・・・
店の中に一度戻ったそのおばちゃん。 メニューを持って来ると思ったのに、手ぶらで戻って来た。 そして言った。
「ミナト定食2つでいいですか?」
へ?そ、それ・・・なんですか?
オーダーを勝手に店の人に決められそうになったのは初めてだった。 苦笑いの俺とカノジョさん。
だいたいミナト定食って何よ。 何が入ってるのさ。
「何が入ってるかは外の看板に書いてありますよ」と言われたので いったん外に出て(といっても席も外だったけど)看板を見に行く二人。
まあ、その定食も普通に美味そうだったんだけど、だけど…だけど… 俺らは"しらす定食"を食べに来たんじゃぁぁぁ。
「しらす定食はあります?」そう尋ねた。 「あー、どうかなぁ?今日の分のしらす、まだあるかなー?」
え?わかんないの? しらすメインのお店じゃないの? でっかい看板と・・・旗まで立ってますけどっ。 わけがわからん。
また店の中に戻るおばちゃん・・・
もういい。 「やっぱりココ寒いんでいいです。帰ります」そう言って店を出た。
商売でしょー?! きっちりしましょうよー。
危うくミナト定食を食べちゃうところだったよ。 ←自分のさじ加減でしょ。
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