| 2005年03月18日(金) |
キスのおねだりは誰もいないところで |
某駅の改札で見た光景。
カノジョさんが小さな声で言った。 「ねね、見て。あの人キスしようとしてるよ・・・」
見ると、男が彼女を端のほうに連れて行き、キスしようとしていた。 しかし、いくら端っことはいえ人通りも激しく、彼女の方は 「ちょっとやめてよ・・・こんなところで・・・」って態度。 完全な拒絶。
キスを迫ってる姿を見られるだけでも恥ずかしいだろうに それを拒絶されてるところを見られるなんて、もう救いようが無い感じ。 キスをしてる姿を見られるより恥ずかしい気がする。 大恥この上なし。
結局キスは出来ず、じゃーねーって感じで手を振って別れた二人。 彼氏は電車で帰るようで、彼女のほうはそれを見送りに来たようだ。
キスを迫って見事に断られてた彼氏は自動改札を抜け、(←いちいち言うな) 少し歩き、ホームへ続く階段を降りる前に振り返った。 きっと、彼女へ向けてもう一回お別れの挨拶をするつもりだったのだろう。
しかし、残念!! 彼女は もうとっくにいませんからっ。
俺は見てた。 彼が自動改札に切符を通した瞬間には 彼女はもう去ってましたから。 余韻もへったくれもない彼女。
ま、あれだ。 こんなところでキスしようとした男が悪いってことで。
あの二人・・・きっと長くねーな。 ←余計なお世話
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