| 2008年08月29日(金) |
凡百イマージュは胡乱也か? |
久しぶりに、 奥田英朗著『東京物語』を 読みました。
大学2年生の時に 奥田氏を知る きっかけになった 本なんですけど。 何回読んでも 楽しめてしまいます。
初めて読んだ時は 当時の自分と照らし 合わせるように、 物語の前半である、 主人公が地元から 東京へ出てきた 数年間の話が好きでした。
今、 読み返してみると 主人公がコピーライターとして独立し、 最後は、友人のバチェラーパーティーに参加する 後半の話のほうが実に頷いてしまいます。
それだけ 自分が年を重ね、 いわゆる『いい年』に なったのだと思いました。 『彼女のハイヒール』で、 主人公の母が言います。
「あっと言う間に三十やでね」
ホントそうかもしれません。 20歳の時に描いていた 30歳というものは、
(主人公曰く) 『とっくに結婚して子どもがいて、 青春もなど終わらせているというイメージ』
だったはず なんですけど、 実際は、
(主人公曰く) 『独身で、遊びほうけて、人生設計はなく…』
唯一、 主人公と違うところは 『珍しくもいる彼女』もなく、 現在就職活動中であるということです。 とほほ。
まあまあ。 これからがんばりますって。 何をやるにしても、 自分のヤル気次第ですから。
来月の友人の結婚式。 前日にバチェラー・パーティー やらないかしら…。
でわまた今度〜♪
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