mattinism is machiavellism

PRESENTED BY matty.T


2007年10月26日(金) 司法の良心 三雲判事

先日の『相棒』2時間スペシャル、大変面白かったです。



テーマは『裁判員制度』。
実際に裁判員制度は平成21年5月までに実施されます。
今回の『相棒』はその裁判員制度のいい所も悪い所も見えたと思います。


有罪か無罪か。
有罪の場合は量刑はどのくらいか。
懲役刑?無期刑?それとも死刑?


石橋凌演じる三雲判事が言っていました。
「あなたは判決を言い渡す苦さを知らない」


裁判員を務める選ばれた素人が簡単に刑の選択する。
しかし、その判決を言い渡す裁判長は、被告人に対して判決の責任を背負って生きていかなければならない。
もし、裁判員が判決を下す立場になった時、果たして責任を持って判決を言い渡すことが出来るのでしょうか。
まして、重罪事件で被告人に死刑を言い渡さないといけないならなお更です。


三雲判事はこう言います。
「裁判は、被害者の復讐の場であってはならない」


僕もテレビなどを通じて何らかの事件の裁判を見たり聞いたりします。
その時、やっぱり被害者家族の立場を考えてしまいます。
しかし、それは違うんだってことです。
マスコミや周りの言動に左右されずに、事件の資料や過去の判例を総合的に判断して、量刑を決めていく。
だから、裁判官制服は黒なのです。

今回の『相棒』を見て、改めて考えさせられるものとなりました。



いちおー。
裁判の勉強としまして…。
北尾トロ著『裁判長!これで執行猶予は甘くないすか』を読みました。
窃盗、詐欺、殺人等々、罪を犯した被告人たちがどのような言動を取るのか。
笑ってしまう弁明から呆れかえってしまう弁明まで、決してうまいとは言えない北尾氏のオリジナルの法廷イラストと一緒に楽しめます。

それと映画『それでも僕はやっていない』です。
普段、接することが無い裁判ですからねえ。
知らないから分からな〜いではなく、知らないから少しでも知っておこうという姿勢でいきたいです。



今回の『相棒』はついに第6弾。
杉下右京、亀山薫の相棒コンビ。
理解者の宮部たまきと亀山美和子。
伊丹・三浦・芹沢の捜査一課トリオ。
課長の角田、鑑識の米沢。
くせ者小野田官房長、ラムネの主任監察官大河内。


一捻りも二捻りもある『相棒』でまたまた楽しい水曜ナイトになりそうです。
以前買ったガイドブックを引っ張り出して予習復習です。




んで、今夜は『モップガール』。
先週、見逃してしまいました。
今回も楽しいです。
北川景子さんの不細工な顔もGooooood!



でわまた今度〜♪


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