エロとピンクとアミタイツ。
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2005年04月05日(火) バカの価値観

友人として仲良くやっていけるかどうかの決め手、
それは「バカに対する価値観」が合うかどうか、
この一点に集約されることが分かってきた

「何が好きなのか」「何をいいと思うか」そんなものが違っても、
大した障害にはならない

むしろ
「クリスチャンディオール大好き」と
「ジバンシー大好き」

は仲良くなるかもしれない

しかし
「ブランド大好き」と
「日本人の癖にそんな服着てんじゃねえよ似合わねえんだよ、バカが」

と思う人間は絶対に仲良くなれない

しかし、同じく彼らを「バカだ」と思う人間が現れれば、強い共感で結ばれる
強い嫌悪で結ばれる共感、それが「バカの価値観」だ


「何が好きか」がバラけていても問題はないのだ
しかし、「何が許せないか」の違いは致命傷となる


「ニート万歳、適当に生きるって超ラクだよね」という人間と
「行動力の無い人間はバカだ」と思う人間が仲良くなるのは難しい

「男にもてなきゃ人生楽しくないもんね 女はかわいくてナンボ、今日も合コン★」という人間と
「おしゃれ?無縁 今日も図書館。男ウケのことしか考えてないカラッポ女はバカだ。」という人間が
仲良くなるのは難しい

逆に「モテてナンボ」と思ってる人間からしてみれば、
おしゃれもせず眉毛もボサボサで、キュロットはいて本ばっかり読んでる人間は、
「理解できない」バカに入ることとなる。

仮に嫌いあう双方が、共にディープな「ビートルズファン」だとしよう。
どうなるか?
「え、あいつ嫌いだけどビートルズ好きなんだあ、なんだ案外話が合うかも」となるだろうか。
実際は「お前なんかがビートルズ聴いてんじゃねえよボケが!」
となる場合が多い気がする。

ポジティブな価値観よりもネガティブな価値観の方が根が深い。
理由は分からないが、バカの価値観がずれた人間とは、
どうにも話が合わないのだ。

「何をバカだと思うか」「何が許せないのか」
友人としてそれが一致することは極めて重要である。


小日向マリー |MAIL

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