ぼんやり日記
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2004年04月23日(金) THE BIG ISSUE JAPAN

ビッグイシューという雑誌がある。
冬のある日、パパがメグ・ライアンが表紙の雑誌を
会社帰りに買ってきた。
雑誌を買うなんて珍しいので(希有なことだ)聞くと
「天王寺の陸橋で(と聞けばわかる人は状況が見える)
おっちゃんが売ってたので物珍しくて」とのこと。
決してメグ・ライアンに惹かれたのではないのだな。

ぱらぱらとめくる。妙な雑誌だ。
「cut」のめっちゃダイジェスト版みたいな感じ。
こびてない記事(あるいは広告臭ぷんぷんの記事)を
読むのは久しぶり。
何せ読むと言えば「めるリビ」とかのポストイン物だからな。
心がやせ細るはずだわ。

コンセプトも面白いけれど、内容もまずまず。
¥200も出せるかどうかは個人の判断にまかせるが
私はまた読みたくて、あれからパパに
「また買ってきてよ」とお願いしているのだが
「いや〜陸橋はたまたまあの日通っただけで
他でも気にしてみてるけど販売してるの見かけへんねん」

というわけだったが、今日、近所の商店街を
ぼーっと(いつものように)歩いていたらいた!
おっちゃん、声を出して恐縮しながら売っていた。
私にも声をかけてくれたんだけど、思いっきり通り過ぎるまで
ビッグイシューだとは気が付かなくて
かなり過ぎてから、うう、今さら戻るのもハズカシイと
思いつつ、10秒ほど葛藤してからバックしましたよ。
アウトキャストが表紙。
あんまり興味ないけどね。はは。

日記を書くにあたり、ビッグイシューを検索したところ
いろんな個人サイトの感想を目にした。
「コンセプトはともかく、雑誌がつまらない」
「イギリス版をそのまま翻訳しただけ。ワザも何もない」
などなど批判的な意見が多い。そうか。
私はイギリス版まんまなところが好きなんだけどな。
つまらない日本の雑誌を読まされるより、
物珍しいアーチストのインタビューを読める方がいい。
あと「売ってる人が雑誌の面白さをわかってないのがダメ」
という意見もあった。
そのわかってなさのギャップが私は面白いんだけどな。
やっぱり若者とギャップができちゃってるのかな、私。

そうはいっても今回の8号は日本独自の記事が
半分くらい載っている。
昔のぷがじゃ(プレイガイドジャーナル)みたいな雑誌を
作ってくれるんなら喜んで買うなあ。

興味のある方、いっぺんチャレンジしてみてください。
洋画、洋楽、アエラと渋谷陽一が嫌いな人は
もしかしたら受け付けられないかも知れませんが。


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