ぼんやり日記
DiaryINDEXpastwill


2002年12月15日(日) 聞いてちゃぶ台音頭

あ、いや急に思い出しちゃったもんで。

最近、自分の家を眺めてみたら、あまりに家具が多すぎて
人がこじんまりとしか生きていかれないなあ、としみじみ思った。

ちゃぶ台の合理的効用についてはよく聞くところだ。
用のある時にテーブルを出し、用がなくなれば片づける。
少し前の日本人は、物を出しっぱなしにする事をしなかった。
ふうん。

西洋人は。
立派な家具、いろいろな装飾品、写真なんかを居間に置く。
でも、家財道具の数は我が家よりずっと少ないらしい。
だから部屋は広々しているらしい。
ふうん。

どっちもできない自分だ。
「捨てる技術」を読んで、おお、これからは包装紙もリボンも空き箱も
捨てまくってやるぞ!と意気込んでいたものの
幼稚園から「作品展のためにいろいろ持ってきてください」という案内が来て
何にも持っていく物がなくて大騒ぎした。
なんか、何やっても中途半端だなあ。

「住まいの設計」や「ハウジング」といった雑誌を最近見るのだけれど
そこにある写真のリビングやキッチンは人の匂いがしない。
まだ新築ほやほやなんだろうか、と思ってよく見ると築数年経っている。
一体どうやって住んでいるんだろう?
しかも「居心地が良くてほっとします」なんてコメントまである。
そ、そんな何にもない部屋で、ほっとするの?
急にくしゃみが出て鼻がかみたかったら、どこからティッシュを出すの?
どこにも調理器具の出ていない台所で、毎回食事を作ってるの?
三食の度、間食の度、コーヒー出す度に必要な調理器具を出し
いちいちその都度しまい込むの?
それが「ほっとする」の????

人によって感性が違うから、そういう人も実際いるのだろう。
じゃあ自分の住みやすい家ってどういうのだろう。
考えすぎて頭が凍りついている。
やっぱりティッシュとゴミ箱はすぐ手の届く所に欲しいなあ。
とりあえずそれだけは心に決めた。

あ、ちゃんちゃらおかピー音頭もあったなあ(笑)


みい |HomePage

My追加