ぼんやり日記
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2002年04月21日(日) だっこの力

長女は今週の水曜日で8才になる。

身長もそれなりにあり、もうおねえさんだ。
幼稚園のころから「しっかりしてるねえ」と言われた。
どちらかといえば、お友達のお世話係タイプ。
彼女もそういう地位に立つのが好きなようだ。

でも、彼女はだっこされるのが大好き。
学校から帰ると、私は玄関で「おかえり」と言って
ランドセルを背負ったままの彼女をだっこしてやる。
三女がやって来ると怒るので、わずかな時間だけれど、
長女は本当に嬉しそうな顔をする。

だっこ。気持ちいいよね。
いつまでだっこできるかわからないけど、
言われたらだっこしてやりたい。

もちろん次女もだっこ好き。
家には父と母で一人ずつ誰かをだっこすると、
一人あまるので必ず誰かが怒っている。
教会に行くと、いろんな人が娘たちをだっこしてくれる。
肩車もしてくれる。

今、通っている教会では、挨拶でハグする事が割に多い。
日本では、珍しいというか恥ずかしいという感情が先立つが、
男性同士でも肩を軽く抱き合って「久しぶり〜」と挨拶する。
外国人も多いせいか、それがあまり奇異に思えず、
逆にとても暖かく感じられる。
目に見えない緊張のバリアを、そっとふれあう事によって
瞬時に解放しているようだ。

子供は、しかられると泣く。
そして何となく言い訳めいた事をわめきながらパニック状態になり、
最後はしかった親の方に突進してだっこをせがむ。
ぎゅっと抱きしめると涙と鼻水をこすりつけ、
ひとしきり泣き、落ち着き、そして安堵の表情になる。

だっこの力。
親が子供にしてやれる大きな力の一つ。
神様から与えられた大きな力。


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