ぼんやり日記
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2002年04月11日(木) おなか / さよなら遊園地

中学、高校の同級生が偶然にも同じ区にも住んでいる。
私と同じくらいに結婚したが、現在はじめての子がお腹の中にいる。
出産の準備や子供の服などわからない事を教えてと言われ
次女と三女を連れて遊びに行った。

確かに赤ちゃんの服は特殊といってもいい複雑さだ。
短肌着、長肌着、カバーオール、ショートオール、ベビードレス、
コンビドレス・・・・
なんだろ、それ。
みんな違うもの?みんなそろえなくちゃいけないの?

赤ちゃん布団。
マットに、防水シーツにキルティングシート、敷きシーツ。
防水シーツって???

私も最初はわけがわからなかった。

彼女の家には、友人から貰い受けたという大量の
赤ちゃん洋品があった。
子供一人にこんなに着せられるかいっというくらいの量である。

そりゃこんなにあったら、何をそろえていいか迷うよね。

結局、ベビー綿棒など2、3指示しただけで
「まあ新品がいらないなら、買うもんないわ」
と言ってきた。

ともあれ、お腹が大きくなる友人を見ているのは嬉しい。
赤ちゃん。夏に生まれる赤ちゃん。
待望の赤ちゃん。
会えるのを楽しみにしている。

帰り、雨に降られてしまった。
三女は眠くて泣き出し、レインコートを嫌がった。
無理矢理自転車に乗せて、5分ほどでこっくりこっくり。
雨が降って道路は気を付けなくちゃだし
三女が頭をふらふらさせてるし、視界が悪いしで
「このまますっころんでも、いや車に跳ねられても不思議ではない」
と思いながらなんとか家にたどり着いた。

やっぱり私は自転車さえ乗りこなせない。
今まで事故に遭ってないのは奇跡だと思った。
いや、マジです。

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毎日新聞朝刊の一面は

「宝塚ファミリーランド、神戸ポートピアランド赤字続き来春廃園」
〜USJに客奪われ〜

というものだった。
毎年、どこかの遊園地が廃園になる。

宝塚ファミリーランド
子供ができるまで行ったことはなかった。
遊具があるだけでなく、あちらこちらに緑が配置され
散策や休憩のできる、綺麗な遊園地だった。
動物も、わりに子供に近い目線のオリなので子供達は喜んでいた。

神戸ポートピアランド
大阪で働いていた頃、何度か行った。
万博のように目玉となるような人気アトラクションは少なかったが
(でもスプラッシュマウンテンは好きだった)
観覧車の上から見る海と港と山の手の住宅群は圧巻だった。

USJに客を奪われる、とあるが本当だろうか。
小さな子供連れは最初からUSJではなく、
普通の遊園地に行くと思う。

ポートピアランドは、確かにどの世代をターゲットにした
遊園地なのかわからなくなっており、廃園も仕方ない気がする。
でも宝塚ファミリーランドは頑張ってほしかった。

数年前に、さやま遊園が廃園になった。
こんなに素敵な遊園地は他になかった。大好きだった。
遊具といえば、幼児が中心のかわいいものばかり。
小学校3年くらいにもなると物足りなくなるのだろうが
遊具がまわっているのを見るだけで、のんびりした気持ちになれた。
夏のプールの期間以外は、いつ行ってもがらがら。
駐車代も一日¥500。安い。
遊具を担当されている方は、幼児から見るとおじいちゃんの年代だ。

話を聞くと、さやま遊園は第三セクタのようなところで
定年退職を迎えた人達を嘱託社員として
市が雇用しているということだった。

理由はともあれ、おじいちゃんがスイッチを押すメリーゴーラウンドも
急流すべりも、とてもほんわか気分だった。
「乗り降り気ぃつけてな。走らんでええで。ゆっくりな」
てな感じで、のんびり、のんびり。

ここに来るとほっとした。
他の遊園地に来るよりお金もかからなかった。

でも、あれだけ空いていれば廃園になるのも仕方ない。
もうあんな遊園地にはお目にかかれないだろう。

去年は玉手山遊園地が廃園になった。
西日本最古の遊園地だというが結局一度も行かないままだった。
今も公園としては残されている。

ファミリーランドのホワイトタイガー。
今度はどこの動物園に行くのだろうか。
近いところだったら会いに行くからね。
(現在、飼育されている動物は引き取り手を捜しているとのこと)


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