案外知らない

先日、食事中にふと壁に目をやると、見たこともないような形の虫が張り付いていました。食べている途中でテーブルの方へ飛んできたらヤだな…と思い、胴体の両脇を指でつかみ、反対側の手でドアを開けて外へ逃がしてやったのですが、席に戻ると父が唖然としているではないですか。
一応嫁入り前の娘が(…って、それはあまり関係ないかもしれませんが/笑)、何の躊躇いもなく虫を素手でつかんだことに、どうやら相当なショックを受けた様子。
何を今さら…とばかりに私が、「えっ? 私、虫は別にコワくないよ。ゴキブリだって全然平気だし」と言うと、それこそ苦虫を噛み潰したような表情で「知らなかった…」と言ったっきり絶句した父。
何十年も一緒に暮らしていても、気づかずにいることってあるものなんですね。
かく言う私も、子どもの頃からの長いつき合いである友だちが無類のチョコレート好きであることを、数年前にひょんなことから初めて知り、とても驚きましたっけ。
ちなみに、ゴキブリには素手で触れる私(必要に迫られたことがないので、実際に触ったことはありません)ですが、羽ぼうきから抜け落ちた羽根には、何枚も何枚も重ねたティッシュ越しにしか触れません。
人それぞれ、得意不得意、いろいろあって面白い〜!
2006年08月04日(金)

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