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『竜馬がゆく� 戞〇頁藁紡析此(現嬖幻法平形�版) - 2003年11月07日(金)

まさしく“歴史は小説よりドラマティックなのかもしれない。”
激動の時代を生き抜いた幕末の若者たちが次々と登場してくるシーンは読んでいてワクワクさせてくれる。
《bk1へ》

1巻目は竜馬が土佐から江戸に出て、千葉道場に入門、一旦土佐に戻ってふたたび江戸に戻り、安政諸流試合で桂小五郎と対戦するまでを描いている。
年齢で言えば、19歳から23歳当たりまでで、時代的にはペリーが浦賀に来航した年前後。

竜馬自身、剣術に励み、思想的にはまだ固まってない感もあるが、持ち前の独特の物怖じしない気性は存分に発揮されていて、とにかく爽快に読める点が嬉しい限りである。

とにかく本書はいろんなエピソードが怒涛の如く読者の前に提供される。
個人的には桂小五郎との運命的な出会いが印象的だ。

また、女性に対する初心な気持ちなんかも読んでいて面白い。
共に竜馬に惚れるさな子の意地らしさとお田鶴の切なさ、あと冒頭における姉の乙女の一本気な性格も印象的だ。

このシリーズの魅力のひとつに次々と史上の有名人物が出てくる点があげれると思うが、三菱王国を築いた岩崎弥太郎が出てきたシーンなんかは思わず驚愕した。

司馬さんは、1巻目は竜馬の自由奔放さを読者に垣間見させたかったのだと思っております。

ひとつ褒め称えたいのは、あるエピソードがあって、その事後談を結構わかりやすく読者に提供してくれるのも司馬文学の特徴であるような気がした。




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