オンナノコ
↓最近の日記に出てくる人達↓
【うち(一人称)】
北海道在住、社会人、独身。
【長崎先輩】
遠距離恋愛中の彼氏。大学のサークルの先輩で、2歳上。
【山下さん(Sさん)】
サークル関連で知り合った人。8歳上の社会人・既婚者。

2013年09月13日(金) 26歳の誕生日3*2日前

仕事が終わったら
『ひとまず用事全部片付いたからごはん行かない?』
と、長崎先輩からメールが入っていて
もちろん喜んで返信♪

食事中はサークルの話などで盛り上がって
さらに食後は、先輩が我が家に寄ってくれた。

翌日は朝から遠出することになっていたから
少ししたら帰っちゃうんだろうなっていうのはわかっていたけど
いつものように、さみしくてさみしくて

『そろそろ帰ろうかな』と言った先輩に抱きついたら
引き止めないとそばにいてもらえない自分が惨めになって涙が出て
もう自分でもどうしていいかわからなくなって

「先輩はうちにどうしてほしいんですか?」

つい訊いてしまった。
案の定、言葉に詰まる先輩。


先輩はたぶん、独立した関係を望んでいるから
うちにどうしてほしいとかいうことは考えていない。
そんなもの、押し付けるものじゃないと思ってる。

だけど、うちはそれがさみしい。
先輩に求めてもらいたい。
どんなことでも、先輩が望んでくれることなら従いたい。

2人の気持ちがうまくかみ合うことなんてないとわかっていたはずなのに
苦しくなって、つい訊いてしまった。

そして、先輩が言葉に詰まったことは
うちの考えが間違っていなかったんだということの証拠に思えて

「…ごめんなさい、どうしてほしいとか無いですよね」

本当に自分がバカみたいで
玄関に向かっていた先輩から離れて、
先輩からは見えない位置にあるベッドに倒れ込んで

「おやすみなさい」
と言うのが精一杯でした。


これ以上先輩を引き止めようとする自分も嫌だったけど
先輩は立ち止まって、部屋の中に戻ってきて

『自分で帰るって言っておいてなんだけど、
 あゆみにそうされるとさみしくなる』
と言った上で

『明日の朝、早く起きるけど、それでもいいなら泊まりにくる?』
と言ってくれて

もう少しそばにいられることになりました。


(2014.4.12更新)


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