心の旅
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2006年12月20日(水) 責任

私が退屈なのは私の責任ではない。
私は生まれたくてこの世に存在している訳ではない。
気がついたら退屈な自分がいたのだ。
よく一人遊びの出来る人がいるが、そう言う人が羨ましい。
私は物心ついたときから一人遊びが出来ないたちだった。
常に他人とかかわっていないと退屈なのだ。
そのかかわり方が問題だった。
つい相手をいじってしまう。
社会に出る前はこれでなんとか退屈しのぎが出来た。
しかし社会に出るとそうはいかない。
いじれば必ず手痛い反撃を受けた。
みんな馬鹿ではないのだ。
いじられっぱなしでは社会を生き延びることは出来ない。
みなそれぞれに反撃の武器を持っている。

だから私はだんだん孤立しはじめた。
孤独になった。
自然を相手にすれば気がまぎれるとか、自然は美しいとか孤独が好きだという人もいるが私は孤独は嫌いだ。
にもかかわらず人と付き合うのもおもしろくない。
いじらないと面白くないがいじると反撃をくらい嫌な思いをしてしまう。

退屈しのぎが下手なのは俺の責任なのだろうか?
それとも退屈な人間に生んでくれた親の責任なのだろうか?
いずれにしても退屈で困っているのは間違いない。




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