渡る世間には意外と鬼はいないもんですよ - 2006年01月21日(土) 雪が降りましたよ 積もりました 一歩も外へ出ずに過ごしましたね 鬱々と 一日吉野朔実を読んでました よりによって吉野朔実 明るくて暖かいもので仮初めに己を慰めるよりも いっそエキセントリックな刃で己を切り刻んでみよう とか思ったわけではなく 昨日押入れで眠ってたオイルヒーターをあげるついでに 借りていた本を返しに行ったら 代わりに読んだことのない本を持っていけと言われて 戯れに「吉野朔実…『少年は荒野を目指す』しか持ってないんだよなぁ…」と口に出してしまったら 紙袋の取っ手が千切れるほどもたされたのです で まぁ借りちゃったし せっかくだから落ちるトコまで落ちてみようと 鬱々とした気分を抱えつつ 狂気に堕ちた者や、落ちる寸前で引き返した人や、ただひたすらに怯える人々に同調気味な なんともブルーな気分で読んでたんですが そのうち、そんな彼らを分析する立場のキャラに同調気味になり 全部読み終える頃には無色透明気味のすっきりした気分に 一過性のものとは思いますがね(笑) ちょっと気分が浮上してネットにダイブしてみたら とても優しい、とても丁寧な、とても暖かいメールが届いていました 不覚にも泣きました ネットにはいろんな人が繋がっているのに 私に届くLINEの先には優しい人しかいないようだ ありがとうKさん アタシがんばるね!! っつーかアタシは本当に甘やかされて生きている 会社とか父とか叔母とか友達とか ちゃんと生きないとバチがあたるね がんばろう。 -
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