myself* ...奏/カナ

 

 

深入りすればするほど。 - 2002年11月15日(金)

今日はサークルの飲み会で元彼に会いました。

飲んでいたお店は大学の近くで、
彼の内定先の同期の女の子がバイトしてる居酒屋。
その事は前から知っていたのだけど、
目の前で会話を交わす2人を見て
やっぱり良い気はしなかった。

しかもその女の子、可愛いんだもん。
この先ずっと、彼と同じ職場で働く女の子。
嫉妬しない訳ないって思う。

でも飲みながら
Sくんからメール来ないかなと思う自分もいて。

でもお会計の時に
「***(会社名)なんですねー」って
その子に話し掛けて、
さりげなくアピールする自分もいて。


どこまで中途半端な女なんだろう、私は。
軽く自己嫌悪に陥った。




そんな今夜も、Sくんとのメールは続く。
平均しても一日10通以上が当たり前になってきています。
これが日常になると少しツライかも知れないけれど、
今はお互い近付きたいって思っている時期だから。

『真面目な話をしていい?』
とあらかじめ前置きしてから、
Sくんがとある告白をしてきました。

『実は来週の木曜日にメル友と会う約束だったんだけど、
 奏ちゃんとメールするようになってからは
 その子とはメールしてないし
 会うのもやめようと思ってる。
 黙っててごめん。』

この間のドライブの時、
Sくんはメル友がいると言っていました。
会った事のある子もいる、と。

私には、
メル友なんて作らないでと言う権利はないし、
そんなこと言うつもりもない。
だって私とSくんはただの友達。


なんだか、これでいいのかなと思った。
私は、知らず知らずのうちに
Sくんを縛っている。
嘘をついたわけでも、隠し事をしたわけでもないSくんに
罪悪感を持たせてしまった。



それから、お互いの気持ちを正直にメールすること2時間。
この日記を書いている今も、
Sくんからの返事待ちです。





私は多分、
Sくんを期待させるのが怖いのだと思う。
待っててもらうのが重荷になっている。

それは、元彼への気持ちを消し去れないから。



淋しいと思う。
誰かに触れたいと思う。
誰かに触れられたいと思う。

その相手が、Sくんだったら良いなと思う。
でも、Sくんじゃなきゃ駄目だとは思えない。



元彼への気持ちを完全に断ち切ることなんて、
出来るのだろうか。
SくんはSくんで、1人の男の人だ。


深入りすればするほど、
傷付けるのが怖い。

傷付くのが、怖い。


...




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