今週長かった。
凄まじく眠い。






これは誰が決めた死か
戦いの理由
犠牲の先に求めたものは

「迎えに来た。・・・待たせて、すまなかった」
一歩近寄るたびに強まる死臭。
固まって黒ずんだ血に汚れた肌は張りがなく水気を失いつつあった。
胸を貫いたままの剣を引き抜く。
腐敗の始まっている肉は存外に柔らかく、身の内に食い込んでいたそれを留めようとするかのように絡み付いて、粘着質な音をまとわりつかせて離された。
支えを失った肉の塊が倒れ掛かり、それを抱きとめてその場に座り込む。
日晒しで太陽に焼かれた肉は、僅かに熱を持っていた。
抱きしめる。
その手応えに力が篭る。
鼻を突く腐臭に、込み上げてくる嘔吐感を感じながら、尚一層に力をこめる。
支えなく全てを預けてくる重みが、弛緩した肉が、汗をかかない肌が、匂いが、それに呼びかけるべき名を失わせる。
「・・・っ」
回した腕に力を込める。
その手応えの不確かさに、肉に食い込むほどに力を込めた。


2005年04月14日(木)

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