薔薇抄 *Rose Show*
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| 2005年12月31日(土) |
愛しいものを全て胸に抱いて |
今年がもう終わろうとしております。 愛の一年でしたね。かーなりパッツンパッツンです。愛満タン。 2005年はロマンスとともに最後の場面が今始まる、でした。愛の記憶、夢の記憶。 しあわせだった13階ツアー。 本当はルウシイショウのあたりとか、日記書きたかったな。(書きなさいよ) ああ…今井さん…。 ルウシイショウ最終日、苦しい苦しい超激戦の今井前最前線を抜けて、目の前の屈強だったでかい男子が退き、 障害が全て取り除かれたその瞬間、光に包まれた今井さんのお姿を何の邪魔もなくつま先から頭まで全て この眼に入れることが出来たときのあの感動は、生涯忘れることはないでしょう。この世の聳え立つ優雅。 あまりのうれしさと感動に震え、今井さんの御前だというのにどうしても涙が止まらず、止めることが出来ず、 泣き続けたハレルヤ。あなたに神のご加護を。あなた自身が神だとしても。見るな横ちゃん。きもいのはもう 十分わかってんだ。ごめんなさいごめんなさい。以上10月の回想でした。 11月のフィルコン。あれも年末の助走として十分でしたね。 更に12月のDIANAツアー!横浜も東京2DAYも素晴らしかったがしかし。魂を抜かれ廃人と化した大阪。 あのね知ってる?色ボケって怖いんだよ?わたしJRの改札で家の鍵出したもん。で、気づいてあわてて出したのがパスネット。その直後自転車に会社のロッカーの鍵を入れようとし、入らなくて(当たり前です) 思案に暮れたよ。 あまりに下品な脳内で、人様に晒してしまうことを恐れたので、一切の流出を避けるため、ライブレポの類いを自粛。もし万が一楽しみにしてらした方がいらしたらごめんなさい。今後も書くことはありません。 あるとしたら、URL請求制です(嘘です)。 そして、さあ、DAY IN QUESTION in 日本武道館ですよ。 この日の為に一年生きてる気が最近ではするほどに特別感が増しています。どう少なく見積もっても、間違いなく祭りです。あっちゃんなんて随分と早い段階から「さあ今年はどうすっかな?」とお考えあそばしてる わけですよ。このしあわせ、どうよ?どうなのよ?すごいことでしょう? 今年はもう…いろいろあったので。 ていうか13階が愛しすぎて、「デイイン?13階のアンコール公演でお願いします!」って公言憚らなかった くらい、後ろ向きなまでにどっぷりだったのと、DIANAが予想以上のアゲアゲ路線で(nejiくん体力の限界を意識)しかも念願の名曲目白押しだったもんだから、正直全然またなんでもよくなっちゃってて。 だってどうせ感動の涙に暮れる訳ですから。わたし本当にしあわせなおめでたいファンなので、何やってくれても全然構わない。まあ、強いて言えば13階DVDの悪の華がおっそろしくかっこ良くてたまげたので、それは聴きたいなぁとか、グッズで「羊」って単語が出てたから、ドリーやんだろうな、とか、逆にBaby,〜は やんないんだろうなぁ、キッチェ御免(何故わたしが?)とか、そしてそして、13階いっぱいやってくれるといいなぁとか、その程度。(結構あるじゃんいろいろと) そして本番。恒例のようにTHEME OF B-Tで幕開け。…幕開かない(笑)。 BUCK-TICKって、何て完璧なんだろうね?字面だけで完璧。薄幕に映し出されるロゴだけで、その圧倒的な 存在を意味する記号に泣ける。プレゼンが仰々しければ仰々しい程、それに見合って中身がすごいのが 分ってるから、すごーく心が鷲掴みにされる。ああ、これを観に来たんだと。そして紗が掛かったように 煙る幕の向こう、登場するメンバーの輪郭。流れ出す音。大地に聳えたつ光り輝くこの身体、まさに そのものですよ。なんて素敵な光景。きれいだなあと、BUCK-TICKは素晴らしく美しいなと、いつも心から 感動してしまうのです。お口あんぐり。涙ぼとぼと。だからいきなりBrainとか、ぅえ〜〜〜〜???!!!ですよ アナタ!!!しかも、幕の向こうに見えてても、今井さんが近衛兵なんですよ!金ボタンの配列が!!赤いパンツが!! 何か今回今井さんばっかり観てました。あんなにあつしにメロメロだったのに。だって、オスカルですよ? わたしの原体験ですよ!(は?)今井さんがオスカルなら、あっちゃんアンドレじゃん!いやーーー!!!! 死なないでええええ!!!!!(落ちつけ)君は光 僕は影 離れられない 2人の絆 ですよ?だーからパンフのあっちゃん、眼帯してたのねー??!!!って、誰か止めてくれ。もうここ2、3週間、B-T好き過ぎて トリビュートも受け入れられない狭い女と化していたわたしですが、パレードの御蔭で珍しい曲を多々聴けて、非常にどうもありがとうござ。えーと、リビオザネ・リビオザネとか。あのあつしダンス!最高!あつし最高!!!!!あれが観たかったんだよ!一心不乱に今井さんに呪術を掛け続けるあつし。あれ至近距離で見せてくれ。お願いだ支配人。どんな顔してあのダンスしてたのか超観たい!あと、それを繰り出されてる今井さんの顔も観たい(笑)。あと、ドレスで武道館の高い天井に映し出された薔薇。幸いにして曲が始まった直後気付けたのですが(御蔭で幸せに聴けました)、気付いてないだろう人の多い客席に、「みて!ほらあれ!バラなの!すてきなの!あれなの!」とアピールし続けるあつし。あんたかわいいなあ!今回はあっちゃんそれくらい(ヒドイ言い様)。あとは、歌がうま過ぎて吃驚して泣いたりしたくらい。後は今井さんばっかりずーーーっと観てた。しあわせ。あああああ!!!嘘!!ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ(平伏)。まさかのロングディスタンスコール…。どーしてよーーー???って心中大騒ぎ。なんでこの曲やるの?それは今はもう昇華できてるからなの?あなたが今しあわせだからっていうこと?なら良いけどごめん、これはね、この曲はね、わたしと、並んで観てるこのコには非常に意味のあり過ぎる…。未熟なわたしへの罰でしょうかね。ごめんなさいありがとう。…吐血。その後の楽園。何コーナーですか?敦司コーナーか。続く力技のICONOに吃驚。そらねーだろ。まあ、お心遣いには感謝しております。でもスピードは大好きだ。こんなに好きだったっけね?好きだったんだね。好きな曲多過ぎて、たまに忘れちゃう。 ああそれにしても。アンコールで、セニョリータが流れ。待っていたものの訪れを知る。 メンバーが…つーかあっちゃんと今井さんが13階好き過ぎて、大事に大事にし過ぎてて泣けた。 あんな真ん中に階段作ってそっから出入りするなんて、13階やるためじゃん?そのためのセットじゃん?(泣)今井さんなんて御蔭で捌け口間違えちゃったんだから!(笑) 今井さん…嗚呼今井さん!!!!! ひとりだけ御召し換えですよ?お色直し。アイドルなんだね本当に。 そして大好きなのね?あの衣装とあの空気が。13階が。そこに立つあのご自分が。本当に素敵です。 嵌りに嵌り過ぎてて、曲と空間に。着替えてることを視角で認識しても頭で理解出来なかった、一瞬。 着替えて、る、よねえ?黄色く光ったの、あの靴だよねぇ?ああ、やっぱりそうだ、着替えてる!とか、 時間掛かっちゃったよ。mai程じゃないけど(笑)。わたしの念願の、武道館の降臨。ほら、こんなによく似合う。今夜あなたにお会い出来たの本当に私は幸せ。そっから続けてもう一回ツアーメニューやって くれても良かったのに(まだ言うか)。でも、今後ライブでやってくれなそうな曲ばっかりをやってくれた 気がします。降臨はもう、聴けないんじゃないかしら?持って行きようがねえ!世界観あり過ぎる!! パッションとかも…ね?あっちゃん這いずってたねー当て所無く。そしてキレたようにノリ出す今井さんに 狂喜号泣。かっこ良過ぎ素敵過ぎ。今井さんにしてもあっちゃんにしても、ツアー中は振付か?ってくらい毎回同じような動きしてたから(DVDの類いで刷り込みになってる部分もあるしね)、あれ?やってくれない…ってシーンもなくはなくて、せつない想いをしたりもしたけど、だって今井さん、自らあの衣装着ていらしたんだものね?そう動くことを自ら望んでたんでしょう。そしてたぶん、封印。さよならだー。 季節が、変わるから。 ロマンスも武道館でどうしても聴きたかった曲。そのためにわたしは着て行くものを決めたくらいだから。今回のテーマは、「月夜の花嫁/闇夜の花嫁」でした。着想当初は。でもなんか仕上がるにつれ裏テーマが自ずと首をもたげ。題して…女装のあつしバイブレーター。素敵な悪趣味。見れた人は納得して下さい。まあ、何にせよロマンスが聴けて、わたしは本懐を遂げることができたわけです。おめかし要請があっちゃんから出て、めかし続けた2005年の集大成に、自分でもすっきりするくらいめかしてやりました。めでたしめでたし。 2度目のアンコールは予想どおりの、客電ガン点きのキラッキラなあの曲。武道館で聴くJUSTが大好きです。あの曲はわたしの原点でもあるから。(B-Tバトン参照)ひっさしぶりにあっちゃんが台詞言っててちょっと感動。今井さんのコーラスの度に息をひそめてしまう(笑)。その色気分けては頂けまいか。気絶する程悩ましい。そして大団円のムーンライト。まさにサンキュー☆ムーンライト!!以外の何者でもない。20周年の祭りとして、宴は、問題の日は終わりました。夢みたいでした。夢よりも夢みたいでした。 もう一回観たいです。見れなかったあの人と。
ライブ終了後、お台場素敵ホテルに宿泊。朝まで生討論。B-Tとその仲間たちについて(笑)。 あの日わたしをあっちゃんみたいだと言ってくれた、心優しき皆さま。ホテルの部屋で、ロングスカートに物販のラグランT着て上から白いバスローブ(防寒対策)羽織ってる俺こそがいつ何時よりあつしみたいだったよ。
しあわせな2005年が終了します。 愛しいものの気配にすごくすごく助けられて1年過ごしました。 今年を表す漢字は「愛」だったそうですね。世間的にもしあわせな方が多かったならうれしいです。
BUCK-TICKはいつも、同じことを2度とはやらず、常に新しく居る努力をしていますが、それは新たに歩き出すのに一番的確で手っ取り早い方法だからですよね。愛しいものに全て別れ告げて、愛しいものを全て胸に抱いて、歩く気にさえなればどうやったって歩けるし、停滞していたとしても、前と同じことしてたとしても、だからって後退しているとは限らない。新しい日を迎えることは意識してなくても勝手にできちゃうんだけど、だからこそ無理に行こう行こうとしないで上昇気流に乗れちゃった、みたいな楽さ加減で進めちゃえると良いですね。自分で意識してないだけで、その上昇気流も自分で元々作ってた、とかだと非常にうれしいですね。2006年、あなたが、わたしが、BUCK-TICKが、最高の1年を過ごせますように、心から願!うわ!! 愛してる。
そういえばタイジさんを見た。九段下の駅で。 今夜僕は飛び立つんだ。
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