ちょっと討論!

2008年04月11日(金) ダライ・ラマの主張

去る4/10、成田空港に所要で赴きました。
到着ロビーの椅子に座っていると、
ロビーのテレビがほぼ全てCNNに切り替わり、
女性のキャスターが東京からのライブと
英語で言っているのが聞こえました。

「ん?」と思い、一生懸命英語を聞き取り、
字幕タイトルを追っていると、
なんとあの「ダライ・ラマ」さんが
会見場に入ってくるじゃありませんかッ!
しかも、キャスターの声で場所を「成田」と言ってる!

あまりに画面に食い入ってみていたのか、
横に座っていた異国の若者が
「ダライ・ラマが今ココ、空港内にいるらしいよ。」
教えてくれました(笑)。「嘘ッ、マジ?」って
日本語で驚いてしまった自分、それに「うん」と答える若者(笑)。
若者の解説によると、ビザだか何だかの関係で、
午前中についたダライ・ラマが中々入国できない。
それで、緊急会見を空港の特設会場でする事にしたらしい。

ダライ・ラマの英語はとても聞き取りやすくて、
しかも区切って喋ってくれるから理解もできる。
やっぱこの人は偉大な人だなぁと思った。
アメリカのキング牧師とかを思い出す、「非暴力」の思想。

ダライ・ラマの
「暴力はするな、でも、自分の心は自由だ。
自分の思想を主張したり、表現する自由は、
生まれながらにして誰もが持ってるのだから。」
みたいな
台詞に一人で感動していた、26歳のドロップアウト君(笑)。

空港に入る時に、「特別警戒実施中」と
書いてあったのを思い出した。いつもの身分証明も、
やたら質問事項が多かったし、こういう事かと後で納得!
今日のニュースだと、日本でも要人にあって活動してるみたいです。
オリンピックがどうこうでなく、第二次世界大戦後から
続く民族問題に解決の糸口が生まれる事を願います。

残念なのは、CNNの様にダライ・ラマの会見を
全て放送するメディアが、あまりにも日本には少ない事。
今日、Youtubeを通して各メディアの報道を
チェックしてみたが、彼の発言の意図が全くもって
掻き消されてしまっている。オリンピックをどう思ってるのか、
暴動をどう思ってるのか、中国政府をどう思ってるのか、
彼の発言の細部を切り抜く事で、問題を摩り替えている。
彼が要求していたのは、第三国の機関のチベット調査(虐殺の現状)、
チベットの「教育・文化・環境」での自治権の認証だけ。
この当たり前の事がまかり通らない現状を訴えているだけの人を、
政治犯の様に扱う日本のメディアがある事を残念に思います。


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