ちょっと討論!

2003年10月18日(土) 日米同盟の今後

今日は今話題(?)の日米同盟についてちょっと触れたい。
TBSのNews23で筑紫さんがこの問題について語っていた。

米ソ冷戦時代、共産主義のアジア拡大を恐れた米国と日本。
その利害が一致し誕生した日米安保条約。共産主義の恐怖が
去った今、果たして軍事同盟を結んでいる必要があるのか否か?
簡単にまとめるとこんな感じの内容だったように思う。

今日ゼミでも話題に上がった某元タイ大使、
アメリカのエージェントなどと言う節もある某氏が、
7つの海の支配者
 アメリカに賛同することこそ日本が選択すべき道!」と
高らかに語っているVTRが流れた後、上のような議題に入った。

確かに日米は軍事同盟を強調して、
経済的同盟はほとんど結んでいない。
それどころか、シンガポールとやっと自由貿易協定を結んだ始末。
メキシコにも同様の貿易協定を結ぼうとしたが失敗している。
つまり、経済的同盟への試みは悉く失敗しているのである。

そして彼等の最大の焦点は初年度15億ドル
5年で50億ドルと言う政府が確約した
信じられない膨大な無償援助の件に向けられた。
意外に知らない人が多いが、日本はアフガン時の
援助と合わせて相当額の無償援助を約束している。

軍事同盟を結び金を払い続ける意味があるのか?
北朝鮮と言うならず者国家は、アメリカと言う用心棒がいないと
対処できないほど脅威なのか?答えは否であると言っていたのだ。

ここまでは俺も同意見である。
アメリカに金を払い続けて成り立つ不安定な仕組みなら、
自国自衛できる形に持って言ったほうが将来のために良い。
だが彼等の意見はここから違う方向へと導かれていく。

外務省が声を大にして進めている
国連における日本の常任理事国格上げ工作。
ここに資金を継ぎ込んで常任理事国になり、
国際的影響力を強める事こそが…と言う方向に持っていかれた。
今や国際連合が機能していない事は周知の通り。にも関わらず、
金を払って常任理事国に固執する必要があるのだろうか?
現段階でも日本はアメリカに次いで世界第二位の出資国である。
これ以上国連に投資して常任理事国の地位を得たとて、
それは現段階、アメリカに投資する事と何ら変わりは無い。
↑投資して何もついてこないより、形だけでも
 役職がついてくる方が良いと言うのであれば別だが。

まして似非平和主義国家フランスのように
拒否権を乱発させるような国が存在する国連において、
どんな国際的影響力を求めると言うのだろう?

俺が思うに今日本が最も進めなければいけないのは
自国の強化である。自国自衛できる形を作り、
後れを取った宇宙開発に力を注ぎ、衛星を飛ばし、
世界の情勢を他の先進国のように自国のみで把握できる国になる。

少なくとも国家の内閣がNHK
情報を見て事件を知るなんて恥ずかしい事はなくすべきだろう。
日本が国際情勢に疎いと言われる由縁は、
情報を海外の諜報機関からの報告などに頼らざる
得ない状態にあるからである。他国と対等の形で対話を
進められないのもすべてはココに始まっているのだ。

日本人が平和と錯覚している現代、
それは大きな傘を持ったアメリカが
雨に濡れないよう日本に傘を貸していただけの状態なのだ。
正に擬似平和である。傘に高い金を払って
レンタルするのであれば、自分で傘を買った方が良いのではないか?
日本はそんな当たり前の事に未だ気づいていない…。


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