ちょっと討論!

2002年09月25日(水) 尖閣諸島は誰の物?

皆さんは尖閣諸島をご存知ですか?
尖閣諸島は、魚釣島、北小島、南小島、久場島、大正島の5島と、
沖の北岩、沖の南岩、飛瀬岩の3岩礁からなる島々の総称です。
位置は石垣島から北上したあたりにあります…。

この問題は歴史的背景を盛り込んだ問題です。
元々この辺りは無人島で、その所属がどこに帰するのかは
あまり考えられていなかったと言うのが実情でした。
そのため、明治政府が沖縄県の一部に加えるまでは
さして問題にならなかったのが実情です。
↑無人島のため当時清国(中国末代王朝)の文化影響も無いとみなし、
        日本(大日本帝国)の一部に取り込んだわけなんですね。

中国や台湾はこの島について
下関条約の文献を持ち出し、日本が奪ったと主張。
しかし、下関条約のどこにもこの島が台湾の一部とは明記されていません。

その証拠にサンフランシスコ平和条約で
この島は沖縄と一緒にアメリカの領土となり、
沖縄県変返還の際いっしょに日本に領土権が戻っています。

この辺りで歴史的背景は終わりにして、
各国(日本・台湾・中国)が何故この島を得たいかの理由を書きます。

1968年10月12日から11月29日にかけて、
日本・中華民国・韓国の海洋専門家が中心となり、
国連のアジア極東経済委員会(ECAFE)の協力の基に
東シナ海一帯にわたって海底の学術調査を行いました。

翌年5月東シナ海の大陸棚には、
石油資源が埋蔵されている
可能性があることが指摘されたのです。
これが契機になって、尖閣諸島がにわかに
関係諸国の注目を集めることになりましたとさ。

と言う訳なんです。石油は今や世界的な争いの火種…。
米国の中東問題に始まり、ロシアのカスピ海問題に至る。
東アジアもその例外ではありません(T-T)。

そしてその利権を巡り三国が火花を散らしてるんです。
今この島の所有権は日本にあります。
そしてこれは世界的に認められている。
↑国際法に乗っ取って、米国から日本に返還されたから。

しかし問題があるんです。この島は中国と繋がっているんですね!
どういうことかと言うと、中国の大陸棚の上にあるんですよ!
これが中国・台湾が自分たちの物と言う理由なんです…。

まぁこんな主張は国際法上何ら制約にならないんですが、
日本の弱気外交のため強く主張できなかったんですね。
↑でも外務省は日本の物であるとしっかり言ってます。

今回この問題を挙げたのは、
今世間を騒がせている李登輝発言です。
台湾の元総統李登輝さんが、
「尖閣諸島は日本の物。
 中国政府の発言は国際法上何ら意味をなさない。」
と言ったんですね〜。日本にとっては万歳ですが、
中国・台湾は寝耳に水!何でそんな事言うんだッって感じで。

李登輝さんは元々親日派。
台湾の治水などが中国より良いのは
進駐していた日本軍のおかげと言ったり、←実際そうだけど(笑)。
日本に人道的にビザを発行してと政治活動したり。

彼が何故こんな事を言ったか?
これは訪朝が大きく関係していると俺は思います。
日本国内ではブーイングぎみの北朝鮮訪朝。
しかし各国、特に欧州では小泉に対する評価が上がっています。
それはアジアでの日本の評価にも繋がる。

李登輝さんは中国の台湾進行に関して
人一倍危機感を持っている方なんで、
日本に良い顔をして米国のミサイル
防衛構想に加えてもらいたいんでしょう。

しかし中国は面子をつぶされる事になるし、
台湾国内でも与野党から批判の嵐…。
李登輝さんの運命やいかに?
これによって、日本のアジア戦略はまた変わってきます。


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