皆さんは尖閣諸島をご存知ですか? 尖閣諸島は、魚釣島、北小島、南小島、久場島、大正島の5島と、 沖の北岩、沖の南岩、飛瀬岩の3岩礁からなる島々の総称です。 位置は石垣島から北上したあたりにあります…。
この問題は歴史的背景を盛り込んだ問題です。 元々この辺りは無人島で、その所属がどこに帰するのかは あまり考えられていなかったと言うのが実情でした。 そのため、明治政府が沖縄県の一部に加えるまでは さして問題にならなかったのが実情です。 ↑無人島のため当時清国(中国末代王朝)の文化影響も無いとみなし、 日本(大日本帝国)の一部に取り込んだわけなんですね。
中国や台湾はこの島について 下関条約の文献を持ち出し、日本が奪ったと主張。 しかし、下関条約のどこにもこの島が台湾の一部とは明記されていません。
その証拠にサンフランシスコ平和条約で この島は沖縄と一緒にアメリカの領土となり、 沖縄県変返還の際いっしょに日本に領土権が戻っています。
この辺りで歴史的背景は終わりにして、 各国(日本・台湾・中国)が何故この島を得たいかの理由を書きます。
1968年10月12日から11月29日にかけて、 日本・中華民国・韓国の海洋専門家が中心となり、 国連のアジア極東経済委員会(ECAFE)の協力の基に 東シナ海一帯にわたって海底の学術調査を行いました。
翌年5月東シナ海の大陸棚には、 石油資源が埋蔵されている 可能性があることが指摘されたのです。 これが契機になって、尖閣諸島がにわかに 関係諸国の注目を集めることになりましたとさ。
と言う訳なんです。石油は今や世界的な争いの火種…。 米国の中東問題に始まり、ロシアのカスピ海問題に至る。 東アジアもその例外ではありません(T-T)。
そしてその利権を巡り三国が火花を散らしてるんです。 今この島の所有権は日本にあります。 そしてこれは世界的に認められている。 ↑国際法に乗っ取って、米国から日本に返還されたから。
しかし問題があるんです。この島は中国と繋がっているんですね! どういうことかと言うと、中国の大陸棚の上にあるんですよ! これが中国・台湾が自分たちの物と言う理由なんです…。
まぁこんな主張は国際法上何ら制約にならないんですが、 日本の弱気外交のため強く主張できなかったんですね。 ↑でも外務省は日本の物であるとしっかり言ってます。
今回この問題を挙げたのは、 今世間を騒がせている李登輝発言です。 台湾の元総統李登輝さんが、 「尖閣諸島は日本の物。 中国政府の発言は国際法上何ら意味をなさない。」 と言ったんですね〜。日本にとっては万歳ですが、 中国・台湾は寝耳に水!何でそんな事言うんだッって感じで。
李登輝さんは元々親日派。 台湾の治水などが中国より良いのは 進駐していた日本軍のおかげと言ったり、←実際そうだけど(笑)。 日本に人道的にビザを発行してと政治活動したり。
彼が何故こんな事を言ったか? これは訪朝が大きく関係していると俺は思います。 日本国内ではブーイングぎみの北朝鮮訪朝。 しかし各国、特に欧州では小泉に対する評価が上がっています。 それはアジアでの日本の評価にも繋がる。
李登輝さんは中国の台湾進行に関して 人一倍危機感を持っている方なんで、 日本に良い顔をして米国のミサイル 防衛構想に加えてもらいたいんでしょう。
しかし中国は面子をつぶされる事になるし、 台湾国内でも与野党から批判の嵐…。 李登輝さんの運命やいかに? これによって、日本のアジア戦略はまた変わってきます。 目指せ自国を主張する国家ッ!!!
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