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天変地異みたいなもんだと思った。己にとって恋愛とは憧れ妄想する世界でしかなかったから、それが現実になってひどく戸惑っている。 相手のことを嫌いではない。多分好きだろうと思う。でも己は高々五日間の彼しか知らない。直接会ったのは一日半くらいのものか。それでいいのかと思わないでもないけれど。 同じ年でありながら学生と社会人で、関東と東海に離れて住んでいて、一週間も無い付き合いの中で、彼の言葉を受けたのは何故なのかと自問を繰り返している。 一目惚れに近いものがあると思う。正確には一聞き惚れか。 大抵の人間に対して己は恋愛対象になるか否かというのをあった瞬間に判断している気がする。物凄く好みでもこれは恋愛とか出来ないなというのもある。怖くて出来ないということがある。それで彼はその基準をクリアしてしかも結構好みだったわけで。 惚気たいわけではなく、本当に混乱している。己の友人で、彼から相談を受けていたという人の反応がすごく気になる。それは何故なんだろうとか。 経験値があまりにも低くて、己にはどうしていいか分からないことばかりだ。ただ分かっているのはこれは辛くないということだ。昔憧れた人たちのように劣情に身悶えなくていい。無意味な嫉妬に苛まれなくていい。 以降に、まだ会っていないので実際のところは分からないけど、これはきっと辛くならない。今はまだ。
好きだと云えるようになるまでにあとどれくらいかかるのか。
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