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| 2002年06月25日(火) |
肌の熱さに焦がれて、 |
目醒めない夢を見ているような錯覚に囚われている。
誰かを好きだと思うことがどれほど愚かか知っている。同じパターンに嵌っていることも解り過ぎるくらい解っている。それなのに性懲りもなくどうして人を好きになるんだろう。 また同じパターンで嫌われることを覚悟しながらも、この思い込みを続けていくなんてことが己に出来るとは思わない。お願いだから忘れるための恋なんていらないから、どうか静かに生きさせてくれないか。
送りそびれた手紙は心の奥に溜まって、己の全てを隠してしまう。
貴女に逢いたくて堪らない。貴女ほどではないけれど思い込みは激しくて、その所為かもしれないのだ。何となくそんな気分になるだけかもしれない。 貴女を好きになってしまったら己はきっと片時も離れていられないだろうから、それはきっと滑稽で奇妙だ。 朝になって目覚めたら多分忘れているから、だから今だけ、許してほしい。
季節に浮かれやすいのか、それとも酒に弱いのか、きっと優しげな人に弱いのだろうけど、また同じパターンに嵌りそうで怖い。
貴女はきっと知らない。知ってほしい気持ちとそうでない気持ちが半々で、 苦しくて堪らなくなる。誰かに聞いてほしくてたまらなくてでも曝け出すのは抵抗があって、中途半端な自分が情けなくてもどかしくてたまらなく悔しい。
貴女には知られたくない。こんな醜さも穢れも、貴女を守りたいと云いながら、汚したいと思っているような己も、何一つ知られたくない。
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