永き夜の永遠の眠りみな醒め。 貴方の腕に抱かれることを、焦がれて止まない己がいる。 口唇を触れ合わせても貴女は己のものではないし、己も貴女のものではない。その気持ちは欠片も無く、ただ戯れに、口唇を奪う。 欲求不満の己の、凶暴になり得ない欲望の開花は未だ来ない。