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2005年09月12日(月) まとめてにっき2/間違った試行錯誤

内容は別に続いてませんが前の日の続き。

で、試行錯誤といえば、里帰りの時行きが18切符だったので
暇つぶし用に文庫をちょっと持って行ったんですよ。→漂流教室全6巻を。
何年か前にドラマにもなった楳図かずお先生の漫画です。

ある日学校が、砂漠化して人類も死に絶えた未来の地球にタイムスリップしてしまいます
食料も水も限られていて、極限状態に耐えられなくなった大人もどんどん死んで行く中
残された子供達が飢えや病気と闘いながら生き延びようとするお話です


で、この漫画、台詞回しとか行動がどれもすごいんですよ。

一番印象深かったのが、校庭に生えた未来植物の不気味なキノコが食べられるかどうかって話で
クラスの男の子が給食のおじさんで人体実験をしよう!って言うんです。

※そのおじさんはタイムスリップしてから人が変わって主人公達も酷い目に合わされてましたが
ある日恐怖がショックで精神が子供になってしまいました。

以下そのシーン抜粋

「いいかっ!!僕達はこれから、何度も試行錯誤を繰り返さなくてはならないのだっ!!
僕達の先祖だって試行錯誤しながら、食べ物を見つけてきたんじゃないかっ!!」

「試行錯誤?」

「そうさ。試行錯誤というのだ!!みんなおぼえておくといい!!」
(中略)
「ほかの者は、関谷(※おじさん)を捕まえに行くんだっ!!そして、キノコを食わせるのだっ!!」
「試行錯誤をやるんだっ!!」

「試行錯誤だっ!!
試行錯誤だっ!!」

―その時から、試行錯誤ということばがはやりました―


その後も「こいっ!!試行錯誤だっ!!」
「そうさ、今キノコを食べさせて試行錯誤してやる」

など間違った試行錯誤の使い方が大変印象的でした。

漂流教室の名シーンは上げ出すとキリが無いのですが本当に色んな意味で興味深いので
もしこの日記を見て興味を持ってくれた人がいたら是非読むといいですよ
(久々に書いた日記がこんなのですみません)

→つづくっ


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