2003年05月25日(日) 珍妙奇天烈闘病記




ヤバイねぇ…

もう5月も終わりですよ

ひたすら時の流れが早く感じますなぁ〜



去年の夏は、何だかんだで海に行きまくっていたが、

今年はそういうワケには行かないだろう

肌真っ白で夏を過ごすのって、何かイヤね…



















先日行われた【Aurum Forum】活動日の前日、

風邪でぶっ倒れてました



その前の日から、やたらと咳が出て息苦しい…

で、身体も熱っぽいっつーんで測ってみたら熱も38度近く



…エ?コレって??



学費やら何やらで親と相談している時、病状を伝える


「ちょっとアナタ大丈夫?それ、SARSじゃないの?」


イヤイヤ、そんなワケあるかい

俺は大陸の方へ豪遊しに行くほど金も時間も余らせておらんわ



バイト先に、スマンが休むと電話した際も、


「それ、ヤバいんとちゃうんか?

 何でも良いから、ちゃんと病院行って検査してもらってけぇよ?」


…イヤ、ただの風邪だってば、多分



その夜、熱も上がりに上がってとうとう動く事すら出来なくなり

一人ベットでうずくまって過ごす

次の日、寝る前に体温を測っていた事を思い出し、

ベットの脇に転がっていた体温計を見ると39度…



俺、ただの風邪でココまでの熱を出したことがない

インフルエンザくらいなものだ



ちょっとビビった俺、恐る恐るネットでSARSの症状を調べる


咳や呼吸困難などの呼吸器障害を伴い〜

・・・!


38度以上の熱を〜

・・・!!


そのような症状の場合、可能性例として判断され〜

・・・!!!


ヤバい…、ヤバいぞ、俺

ひょっとして有名人一歩手前まで来ちまっているのか?



風邪ごときで病院になど行ったことの無い俺

渋々病院に行く事を決断

が、ネットによると、

行く前には保健所に連絡しろと

そして、

受け入れられる病院は限られていると

つまりは近場の町病院じゃダメなワケで

熱出してぶっ倒れているってのに、ワザワザ遠くの病院まで行けってか?



保健所なんて、そんな大そうなものと係わり合いの無い俺

ここでもビビる

が、一応電話、オッサンが出る


「ハイ、どうしたの?」


『多分、普通に風邪ひいたんだと思うんですけど、

 症状が症状なんで、一応病院に行く前に確認をとろうと思いまして』


「ああ、SARSっぽいの?」


…SARSっぽいって、アンタ


「今日ねぇ、土曜日でしょ?担当者、休みなんだよ」


…またそれかよ


「ちょっと確認してコチラから電話するから番号教えて」



とりあえず、折り返し電話が来るのを待つ俺

なんだか、ただの風邪なのに大事になってきてやや不快



で、電話来る、今度はオバちゃん


「え〜っと、で、SARSっぽいの?」


…いや、分からないって


「最近、感染地域へ渡航したりした?」


『イエ、一歩もココから出てません』


「なんだ」


な・なんだ???


「SARSはねぇ、感染地域へ渡航し、更にさっきの症状が出ている場合、

 って言う条件なのよ

 それは、大丈夫、普通に病院行ってくれて結構ですよ?」


だ、だよな〜♪



俺、すっかり安心

とっとと病院行ってきて、寝っ転がろうと決める

の前に、バイト先に今日も休むと伝える


「お前の場合、周りに留学生とかいるんだから、

 海外旅行とか無くてもヤバくないか?」


ぬはっ!


ヤバい…、ヤバいぞ俺

保健所のオバちゃんもそこまで頭が回らなかったらしいぞ

ってか、俺、学生だって言うの忘れてたぞ



俺、再び不安

病院行こうにも足が無い(まだまだ免停中)

仕方が無いから公共交通手段を避け、

2キロほど離れた総合病院の救急病棟へ

38度の熱を抱え、フラフラになりながら自転車で行った



呼吸がしずらいから大っ嫌いなのだが、一応マスクなどしてみたり…

案の定、待合室では俺の周りに座る人はおらず(まぁ、普段でもいないが)



で、診断の結果、



ただの風邪



ふぇ〜、肉体より精神疲労が激しいがね



医者に言われましたよ、


「学生さんだよね?住んでる場所、大学近辺?」


『ハイ、そうです』


「じゃあバスで来たの?」


『イエ、自分で自転車で』


「ダメだよ〜、こんな熱のあるときに自転車なんて〜

 帰りはバス使ってね〜

 あまりムチャすると肺炎とか併発するから〜」


もう、イッパイイッパイっス♪



ココで一句



風邪ひきさん 情報煽られ 東奔西走



今ではもう熱は完全に下がりました

あとはこの咳さえ何とかなれば…



ああ、肉食いてぇ



御粗末です

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