この一ヶ月、かつて無い程空手に取り憑かれている
筋力向上の為に、ベンチプレスなどの
機械を何セットと繰り返す
血管が浮き出て、しばらく震えが止まらない
鏡の前に立ち、負荷をかけてのシャドウを
永遠・黙々とやり続ける
汗でシャツがビショビショになる
絞ると濡らしたばかりの雑巾バリに汗が搾り出される
こんなの漫画の世界だけの話だと思っていた
自爆せぬよう、拳を板に叩き付ける
もう何度拳が握れなくなっただろうか…
脛を砂袋に叩き付ける
脛からアザが消えた記憶など無い
耐久力をつける為に無防備にした腹部や腿を
同輩に痛めつけてもらう
笑う度に激痛が走り、部活後2・3時間は水分以外
喉を通らない
痛々しく真っ赤に腫れ上がった腿は
階段を上ることすら儘ならなくなる
重量級の押しのある攻撃を苦手とする俺は
その解消の為に15〜20�善曚┐料蠎蠅帆伴�
相手の攻撃を受けた腕は赤とも青とも言えぬ色に変化し
口の中は血の味が広がる
怪我は治るどころか悪化を辿る一方
家に帰り着いた後のプロテインは
飲み始めた頃、あまりの不味さに嫌悪感を抱いていたが
今ではもう慣れた
風呂上りはマッサージと柔軟と治療で時を過ごす
この時、今回出来た怪我を確認する
別に誰かに勝ちたいという目標があるわけではない
強いて言えば、誰にも負けたくないくらい
たまにナゼこんなことをしているのだろうかと
疑問に思う時がある
「やっぱり、ミスドの前でカッコ悪い姿は晒せないっしょ?」
こんな理由で納得する俺
如何に長く空手をやっていようと
如何に黒帯を持っていようと
体重差のある奴には圧されてしまう
才能ある奴には圧されてしまう
だからと言ってその状況を甘受する気は無い
最近では自分の中での戒めとして
黒帯を締めるのを止め、
7年前に締めていた白帯を締めている
昔、道場のある先輩が言っていた
「黒帯は締める力量がある奴じゃないと
似合わないものだぜ?」
同感だ
如何に体重差があろうと、
たかだか2・3年空手やった奴に圧されてしまう
自分の黒帯が何とも滑稽に見える
“黒”とは
「何物にも染まらない色」
「色々な経験の色を重ねた最終色」
だから武道の最初の帯は“白”から始まる
そこから“色”を重ね“黒”になる
“黒帯”は完成を意味するもの
強さを誇示するものではない
まだまだ重ねる色がある以上、
俺はまだ“黒”ではない
師範はナゼ俺に黒をくれたのだろうか…?
ふと師範の言葉が脳裏に蘇る
「あくまで黒帯は一つの階段
黒になってから、また新たに上る階段がある」
そう言えば、黒帯を貰った時、こんな事を言われたな…
と言う事は、俺は“黒”を絞めて良いのだろうか?
“黒”を絞めつつ切磋琢磨に
身を投じろということなんだろうか?
そう言えば、俺の3代前の師範代だった先輩の帯は
時と経験を重ね、独特の“黒”だった
俺の”黒”とは明らかに違う”黒”
ああ、そうか、俺もああなればいいのか…
じき夏休みになる
去年の夏はひたすら稽古場に通い
稽古を重ねていた
自分の未熟さを痛感し、体を痛めつけていた
今年の夏もまたそうなるのだろう…
と、まぁ、たまに感傷に浸ってみたりもする
色々考えさせてくれる、この空手をやっていて良かったと
その都度感じる
今はとりあえず、”黒”としての力量を確立させたいものだ
ココで一句
渇望が 一皮向ける 活性剤
空手にココまで打ち込めるのは今だけだろうなぁ
やれるだけの事はやっておきたいものだわ
とは言うものの、社会に出たって
止めるつもりはまったく無いけどね
ああ、俺、チョット、熱血
さてと
勉強しますかね…テストテスト
御粗末です
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