ジンジャーエール湖畔・於
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| 2002年11月21日(木) |
ジャスト・オンリ−・クルトン・プリーズ |
「お〜〜い! ジョナサンで”冬の牡蠣フェア”、やッてぇ〜るよぉぉン☆」 (くいっくいっ)
今年の冬にやっとわたしの意識のなかに登場したのは、牡蠣さん。 これまでの人生で牡蠣さんのことちらとでも考えたことなかったよ。アウト・オブ.眼中。 あんたが牡蠣すきっていったとき、はじめて牡蠣さんのこと思った。 わたしは牡蠣どっちかっつや、キライだわ。うん。牡蠣そそられない。 なんで?ってだって美味しいと思わないもの。 もったいない?って、だったらあんたが食べればいいじゃないの。 そうよ。わたしの牡蠣はすべてあんたにあげる。 あー、あとさあんたアンパンも好きよね? あれもあげます。ついでよ、ついで。 わたしの牡蠣とアンパンは全部あんたのモノよ。 気にしなくていいよ、いいって。いいって。 それじゃこうしよう、あんたはたま〜にわたしにクルトンでもくれればいいよ。 どう?とってもおいしい取り引きさ。
わたしが牡蠣を食べないと、その牡蠣は全世界のわたし以外の誰かに行き渡ることになる、 全世界の牡蠣のうち、わたしに与えられてる分の牡蠣をわたしがあきらめることは、 あんたに与えられている分の牡蠣を増やすことになる。 巡り巡ってわたしはあんたに牡蠣を捧げてることになるんだ。 あんたはそのかわり、ポタージュを飲むときの5回に1回くらいはクルトンあきらめてよね。 こんくらいカンタンでしょ? それでわたしのすべての牡蠣とアンパン手に入れられるんだから。
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