ジンジャーエール湖畔・於
目次|←|→
| 2002年09月27日(金) |
アーメン オーメン カンフーメン |
大学に「漫画史」という授業があって、先生が日替わりで、 昨日は鶴岡法斎さんが授業をするというので、もぐった。 鶴岡法斎さんは、お顔をよく知らなかったので呉智英くらいのオジサンなのかと思ってたら まだ29才でお兄さんといった感じの人でした。エロ本編集者的風貌で。 やさぐれた感じで。ふらりと来ちゃった!みたいな感じで。 大学の授業でこんな話いいの?てゆーよなのばっか! 最高です。早口でぶつぶつ面白いこと(毒づいて)ばっかいっています。 この漫画史の授業は今年で4年目だから、鶴岡さんは25才で早稲田大学の講師に就任していることになる。 凄いなー。しかもこんなヤバめの話ばっかしてるってこと大学はきっと知らないンだろうな。 でも、ただヤバい話を面白おかしく話すやさぐれた人ってだけではなく本当はこういう人を真摯 っていうんだと思う。 本当は世界はグロテスクでえげつないものなのに、誰もそれを正面きって明かそうとしない。 真剣に目の前のことに対処しようとするならば、どうしてもやさぐれざるをえなくなってくる気がする。 まともに生きていたらやさぐれなくっちゃやってらんない。 大学の授業のように口ばっかりだったらやさぐれなくて済むけど。 うまく言葉にできないけど、やさぐれこそが、まともな人間の反応というか結果というか そんな風に思う。この場合の「やさぐれ」を説明するのもうまくできないんだけど。
授業の後の飲み会があって、朝の7時までカラオケ「パセラ」にいました。 鶴岡さんは陰毛にライターで火をつける芸をしました。 暗かったのでよくみえなかったけど、スチールウールみたいな燃え方だった。 早稲田の学生は大人しいなー、もっと学生ってばかな事するかと思った。 と残念そうでした。 SMの話しても誰ものらず寂しそうでした。 私達は去勢された若者達なのでしょうか。 無軌道で馬鹿みたいなことしでかす学生はまだたっくさん早稲田にはいると思うけど そういう人達はわざわざ休み中に漫画史の授業うけにこないんじゃないかな。 それか、もし漫画史うけても、飲み会まではこないんじゃないかな。 明日、映画のオーディションだといふのに、役者のオオタキさんという方も来てくださいました。 ウルトラマンティガの副隊長の人です。ティガみたらほとんどオオタキさん出ているそう。 40才です。鶴岡さんになぜかオオタキさんとデートするようにしつこくいわれました。光栄です。
あ、あと、今日すごかったのが授業中に出席カードを集めてまわっていた助手の方。 大学生なら幾度となくみているなんの変哲もない光景なんだけど、休みだったせいか それがすごい新鮮で。イケてない感じの助手君なんだけど、みんなが彼にカードを渡そうと遠くから予感してて、 彼が近くに来るとみんなこぞって、て感じで、彼の目の前にはカードを持った手が何本ものびていて、 もぅ、「モ・テ・モ・テ!」って感じ。 ねるとん紅鯨団でいう「おーっと、○○ちゃんの前だぁ!」みたく 何人もの男女に「お願いします!」されてる助手君。 そしてその何本もの手から手際よくカードを回収していくのがまたすばらしかった。 「あーあ。あれが出席カードじゃなくて、一万円札だったらなぁ。」
おーっほっほっほっほっほ!!て高笑いしながらお札をばらまきたいわ。 ”りりぃ”こと富美子みたくさっ。(真珠夫人の)
|