KENの日記
 < 過去  INDEX  未来 >

2017年12月27日(水) 新平家物語

昨年・一昨年と定期ドックのために約一か月下関に滞在しました。下関に住む大学時代の友人と再開し有意義な時間を過ごすことができました。ドック時には船舶内に泊まれませんので造船所が「彦島」に宿舎を用意してくれました。ドック中はその宿舎から船に通いました。

この「彦島」というのは下関の西側にあり今では陸地で繋がっていますが、嘗ては島でした。「彦島」は「平家」最後の根拠地であったということで有名です。なお武蔵・小次郎血統の場の「巌流島」でも有名です。造船所が用意してくれた「彦島荘」の近くに「清盛塚」というのがありました。また彦島には「彦島十二苗祖」といって平家武者の子孫が今でも暮らしているということです。本州の西端の彦島に古くからの歴史がありました。

また今年10月には四国八十八カ所巡礼の最終「香川県」を踏破しました。旧讃岐には源平の屋島の戦いで有名な「屋島」があります。屋島には源平合戦の古跡が幾つもありました。また第81番札所白峰寺には崇徳上皇の御廟がありました。

という経験から吉川英治の「新平家物語」を読んでみることにしました。さいたま市立図書館のホームページでは「拡大写本」があるということを知り、文字が大きいのだろうと思ってその拡大写本を借りることしました。借りてみるとさすがに活字が大きいです。文庫本一冊が8巻に分かれているのです。文字が大きいと読みやすいです。しかし私には大きすぎるように思えるので、文庫版に戻ろうかとも思っています。下の写真が文庫本と比較した「拡大写本」です。




Ken [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加