KENの日記
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2017年04月28日(金) さいたま市金曜ワンコインコンサート

さいたま市文化センターで「弦楽四重奏のワンコインコンサート」があることを知ったので急遽出かけてみました。入場料500円。大宮光陵高校・東京音楽大学に学んだ同窓生のカルテット「SaCLa」が出演しました。演奏曲目は「春」に因んだ小品が並びました。

ヨハン・シュトラウスの「春の声」に引き続きイタリアベネチア出身のヴィヴァルディの四季から「春」全曲が演奏されました。オーストリア・イタリアの春は清々しく、美しそうです。弦楽四重奏での「四季」演奏は大変だと思いますが、四人とも技術が安定していて良い演奏だったと思います。私はチェロの演奏を集中して聞きました。しっかり低音を支えていたともいます。

更に、メンデルスゾーンの「春の歌」、モーツアルトの「春江の憧れ(五月の歌)」が演奏されました。次に馴染みのある日本の春に関する小品が演奏されました。日本の後はアメリカ大陸で、ルロイ・サンダーソンの「春が来た」、ピアソラの「ブエノスアイレスの春」が演奏されました。ピアソラの曲は大変難しい曲のようで大変な熱演でした。最後は「美しく青きドナウ」。ウインナワルツの雰囲気を上品に出していたと思います。

一時間ほどのコンサートでしたが大変凝ったプロフラムで面白いコンサートでした。ファーストヴァイオリンの方の曲目解説などのおしゃべりはウィットに富んでいて面白かったです。




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