| 2005年02月18日(金) |
ニューデリーとレストラン「田村」 |
インドの首都ニューデリーはムンバイよりもずっと急激に変わりつつあります。空港から市内につながる道は立体交差工事がどんどん続いています。首都の玄関ですから当たり前なのですがそして市内中心部の地下鉄工事も相変わらず賑やか。
そして市内には建築中のビルがたくさんあります。ムンバイとの違いは、ビルの敷地が広いこと。オールドデリーは狭いのですが、南部のニューデリーはもともと広々としています。従って建物の敷地も道路も広いのです。
昨日泊まった「ノイダ」はニューデリー郊外の新興高級住宅地という感じ。ニューデリーまでは車で直ぐなのです。ホテルの近くには新しいショッピングコンプレックスがあって家族連れの客で賑わっていました。正直言って、ニューデリーで働く人たちの所得水準が急激に上がっている感じでここに集まっている多くの人達が比較的小奇麗なのにびっくりです。
今のニューデリーはワイシャツ1枚で外を歩くには少し寒い気候です。こっちの人はセーター、ジャンバーを着ています。
「たむら」はニューデリー南部にある日本食レストランです。国内線空港まで車で20分程度。大渋滞するニューデリー市内は既に抜けているので、飛行機待ちの時間調整するにはちょうど良い立地です。今回運転手に案内してもらって始めて行ってみました。「ヴァサント・ビハール」という高級住宅街のプールビ通りにあります。ここには沢山の日本人が住んでいるので繁盛しているようです。地図でおっても少し判りにくい場所です。
入り口は日本の普通の居酒屋風ですが地下に結構広い客室があります。日本の漫画とか雑誌をタップリおいている所を見ると、昼・晩の日本人ビジネスマンの利用が多いようです。手頃な値段で日本食が食べられるのがなにより。注文した「チラシ寿司」もトッピングの「なま物」こそ数が限られているものの、 酢飯も美味しくて、久しぶりの日本食に胃袋が感動していました。
ムンバイにも相次いで2軒の日本食レストランが開店したのでですが、両方とも高級ホテルに入っていて、日本の「高級日本料理」を出すのです。値段も非常に高級なのです。毎日でも行けるような「大衆的日本料理店」はないのです。「たむら」のような店があるなら単身赴任も楽だろうなと思います。ご主人ひとりが日本人で板長さんだそうです。その他に日本人みたいな顔をした従業員が何人もいますがネパールやブータンから来ている人だそうです。日本人風の人を揃えるあたり工夫しています。
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