ゼロの視点
DiaryINDEX|past|will


2007年10月11日(木) 夫、日本到着・・・・

 夫、日本襲撃の日がやってきた・・・・・・・・。この日は、本当に天気がよく、朝から4度にわたって洗濯機を回し、それをお天道様の下に洗濯物を干しているうちに、自分自身までもゴシゴシ洗いたくなって、真昼間から長風呂したあと、十分に昼寝。贅沢をつくしたあとで、夕方、恒例の幼馴染のMT嬢がやってくる。

 MT嬢はちょっと前まで、2年間ほど文化庁から派遣されてロンドンにいたことあるうえに、英語も話すし、ロンドン&パリで往来したこともあり、我が夫とも深い友人。わしの実家の最寄駅に本日の夕方、成田からの直行リムバスでやってくる夫を一緒に迎えに行ってくれるとのこと。ラッキー♪。

 で、予定時間通り、MT嬢が我が家にやってきて、二人でクルマで、夫が到着する予定の最寄り駅へGO。とはいえ、この間私が成田からこの駅に来る時に、1時間以上渋滞に巻き込まれてバスが遅れたこともあったゆえ、少し遅れ気味でリムジンバス昇降場所へ行くと、ステッカーが両面一杯にはりつけられた夫独特のスーツケースのうえに、ドテっと座った西洋人を発見、どうやらこちらの予想を裏切り、すでに夫は到着していた模様。

 さて、今回は、夫が成田に到着したらやらなければいけないことが3つあった。

� .献礇僖鵐譟璽好僖垢亮蠡海�
�◆。腺裡噌餾殃悗鰺�用者特典の、無料携帯電話貸し出しサービス
�� 我が実家最寄り駅までの、リムジンバスチケット購入

 これら3つを限られた時間内で、彼は一人でやり遂げなければならなかった夫。ちなみに4年前に夫が、今回と同じコンディションで日本にやってきた時は、一応、全部きちんと彼ひとりで出来たものの、リムジンバスチケットを何故か2回購入してしまった・・・・・・・・・・、という経緯があるので、夫婦喧嘩寸前になるまで、今回も必要以上に私が説明したものだったが、その甲斐もあってか、今回は何も失敗はなかったので、ある意味ビックリ。

 その後、3人で海鮮料理の店に入り、のんびりと夕食。秋の魚、秋刀魚料理を堪能しているうちに、MT嬢が夫に、なんの気なしに《ここに来るまではスムーズだった?》と、質問してしまった・・・・・・・・。これが運のつきで、待ってましたとばかりに、夫の不幸自慢が始まってしまったのだった・・・・・・・・・・・・・(滝汗)。

 夫は、基本的に時間にルーズな人間。本人としてはルーズなつもりはないのだろけれど、私からすると、時間の観念がぶっ壊れているというか、前倒しで色々と時間見積りをすることが出来ない人間なのだと認識せざるをえなのが実状。ゆえに、いつからか、夫の分まで、私が前倒しで時間を指定するようになっていた。

 そうなると、奇妙なことにこういったことだけは、私の意見を丸呑みするるようになった夫。自分の航空券を自分自身の目で確認することなく、妻が言い残したいい加減な時間配分をも丸呑みしていた模様。

 本来だったらパリの空港20時出発の飛行機だから、19時ちょっとすぎまでに最悪でもチェックインカウンターに到着すればOKなものの、私から18時までにチェックインカウンターに到着しなければ、航空券の払い戻しに始まり、私の旅行、それプラス、10月下旬にわしらに日本で合流してくる仏人2名の旅程までもオジャンになるから、絶対に時間厳守で行動しろっ!!!!!、という台詞だけは、覚えていたようで・・・・・・・・・。

 とはいえ、ここまで覚えているのなら、これのおかげで、前倒しでゆっくりと準備することも可能だったろうに、あくまでも夫の場合は逆で、こういった言葉におびえつつ、最後の最後まであたふたするのが彼の常・・・・・。

 おまけに、夫のスーツケースの鍵が壊れて久しいのだが、ソレを見越して、私は自分のスーツケースベルトを私の出発前に、一番わかるところに置いてきたのにも関わらず、日本に到着した夫のスーツケースには、それが巻かれた形跡はまったくなかった・・・・。

 そして、友人MT嬢にむかって英語で一気にぼやきだし始めた、夫の空港までの道のりストーリーは、なかなかアッパレなものだった・・・・・・(汗)。

 とにかく18時までには空港にいかなくては・・・・、と勝手に思い込んでいた夫は、その日17時過ぎてもまだ家にいた。で、家からの発信で、私のところにメールが届くので、とにかく私からは《急げ、この野郎 !!!》と返信していたのだが、これが余計夫を焦らせたのか、ほとんどパニック状態で家をでた夫は、家の前でタクシーをひろおうと必死になるが、まったくつかまらなかった模様。

 それでも、あらゆるタクシーにトライしてみたものの、実際にタクシーを掴まえられたのは、17時30分頃・・・・。で、ようやくホッとしてタクシーに乗り込んでみたものの、今度は強烈な渋滞に巻き込まれ、にっちもさっちも行かない状況に陥り、ますます夫はパニック状態。

 そんな状態で、痺れをきらせた夫は、タクシーの運転手に何時ごろ空港に到着できるか?、ということを尋ねると、運転手は《これじゃあ、飛行機に間に合うかどうかだねぇ・・・》と答えたとのこと・・・。その答えを聞いて、北駅まで行ってもらい、RERにて空港に向かうことを決心した夫。

 が、北駅までもなかなか渋滞で到着できない・・・、という状況に、パニックが2乗になった夫は、ようやく近づいてきた北駅をめがけてタクシーから飛び降りたらしい・・・・・・(汗)。で、飛び降りた拍子に、鍵が壊れたのに、私があらかじめ用意しておいたベルトをしめることすら忘れられていた彼のスーツケースが、道端ですべて開き、グッチャグチャに詰め込まれた、オッサンのガラクタがパキスタン人がたくさん溢れる界隈に散乱されたとのこと・・・・・・・・・。

 私はガラクタと書いたものの、オッサンにとっては宝物・・・・・・・・。そんなものが道端に散乱してしまったが挙句、四つんばいになってソレらを拾い集めている夫をみつめて、日に焼けた人種の方々が嘲笑の眼差しをダイレクトに夫に向けてきた模様(笑)。ま、当たり前といえば、当たり前なのだが、ね、ふふふ。

 でも、まったく余裕のない夫は、バカにされようがなんだろうが、自分が飛行機に間に合わなかったら、今後のすべての予定がオジャンになるという、妻からの魔法にかかったままだったので、ただひたすら無謀にパニクったまま、北駅に向かっていたそうだ。そして、どうにか飛び込んだRER(電車)は、空港直行便ではなくて、各駅停車・・・・・・・・・・・。

 もう、どうにもこうにも手の施しようになくなった夫は、今度は友人らに電話をしはじめ、空港会社に飛行機の出発を遅らせるように手続きしろっ、と頼み始めたとのこと。とはいえ、そんなことが通るはずもなく、それらの反応にアタマにきた夫は、今度はレイキをやっている人間にかたっぱしから電話をかけはじめ、レイキの力で飛行機をおくらせてくれ・・・、と頼み始めたらしい・・・・・・・・・・(汗)。

 もう、ここまで彼の話をきいているだけでも、私とMT嬢は食傷気味。

 で、レイキが効いたのかどうかはわからないが、とんでもない奇跡が起きたらしく、本来なら停車する駅を、運転手がボケていたため通過してしまい、5分も早く空港に到着することができたとのことだった(笑)。で、フランスの国鉄員らしく、たいした謝罪もなく《通過した駅の人は、次の駅で乗り換えてください》ということだけをアナウンスしたとのこと。ああ、これまたアッパレ。日本だったら、こうはいかないだろうに・・・、と、MT嬢と目配せ。

 そして、ようやく、心臓麻痺寸前状態でA○Aチェックインカウンターに到着した我が夫は、汗だくになってパスポートなどを提示しながら後ろをふりむくと、全然余裕であとからあとからやってくる日本人乗降客の姿をみて、ホッとしながらも自分がいかに意味不明に焦っていたかを目の当たりにして、またもや倒れそうになった模様。

 結局、日本人客よりも早く、定時にチェックインしてしまった夫は、そのまま飛行機に乗り、あまりの疲労で熟睡しているうちに日本に到着・・・・、ということで、めでたし、めでたし。また、この話を聞いただけでも、別行動でよかったぁ・・・・、と、しみじみ思ったゼロでした。

 と、当時に、数秒おくれただけで日勤教育とかいっていた、どこかの国の鉄道員と違って、《うっかり停車駅通過でも、あまりにもクールな対応が許されている鉄道員》が存在することを目の当たりにして、なんともいえない感慨を得たゼロでもありました。


Zero |BBS |HomePage

My追加