ゼロの視点
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2003年09月19日(金) 喧嘩の原因

 ここ数ヶ月の夫婦喧嘩の本当の原因を発見してしまった・・・・(汗)。すでにきのうの日記にも書いたように、ちょっとした“悟り”もどきのものを感じていたのだが、それにしても・・・・・・。

 原因は、忙しさにかまけ、それと同時に楽しむだけ楽しんで、日常生活で最低限必要なこと、つまりは掃除だとか、生理整頓だとか、そういった類のことを本当に長い間わしら各々があまりにも放置しすぎていた・・・・、ということ。本当にそれぐらい我が家はスゴイ状態になっているのだ。

 85�屬離▲僖襯肇泪鵑鯤發�のが、もはや困難になってしまっている。電気をつけずに歩いたら、即座に何かにつまずき転ぶ、もしくは、何かを壊す危険がいっぱい・・・・。

 それでも、私が完全に自分の仕事に神経質になるまでは、我が家に人を呼んだり、パーティーしたりを繰り返していたが、それを一時中止して久しい今、“どーせ人が来ないんだし”という投げやりな双方の態度が史上最強の豚小屋を作り上げてしまった・・・・・・。

 夫とすれば、“いくら仕事仕事といえど、少しは妻として生理整頓してもいいんじゃないか?”、 そして私としては“てめえ、家にいたのだったら、少しは働く妻を援助して家事をしてもいいんじゃないか?”と、不愉快な環境の責任を無意識のうちに互いに擦り合ってきたというわけだ。

 実際に率先して片付けるより、相手を罵るほうが遥かに楽というわけ、だ(汗)。

 わが夫婦は、まったくうまく空間を利用していなかった。とはいえ廊下一杯に並んだ本棚には、すでに入りきらなくなった本が溢れ、ベタベタと廊下に並べられ、書斎は、私の資料だの、夫の書類だのが溢れかえり、棚という棚から今にも崩れ落ちそうなほど、モノが詰まっている。おしゃれなオブジェなんつーものを置く考えもあまりないが、そのスペースさえ全くない。

 ところで、パリの路上は汚い。犬の糞や、タバコの吸殻、食べカス、粗大ゴミ等、なんでも散らかっている。ゆえに、もともと汚いのだからと、人々が清潔にすることを心がけることがない、という悪循環。

 パリの路上に慣れてしまうと、突然日本に戻ると激しく戸惑う。なぜなら、あまりにも公共の場所が綺麗だから・・・・・。あまりにも綺麗で、無意識のうちにも“汚してはまずい”という感覚が働きはじめる。我が夫でさえ、本当に瞬時のうちに緊張して、日本滞在中はキレイ好きな性格に一時的に変化していたほど。

 ゆえに、我が家は、パリの路上のように汚かったわけで、それに慣れてしまうと、きれいにしようという感覚が麻痺してくる。とはいえ、潜在意識では、本当に嫌気がさしていた。でも、相手に文句もいえない。なぜなら、文句を言うなら、まず己が先に掃除を始めなければならないから・・・・・。そんなところでも、我がエゴイスト夫婦は、自分の楽な方向にしかアタマが回らなかったというわけだ・・・・・・。ああ、情けない。

 確かに、我が夫婦は楽しいことはほとんど共有してきたが、苦しいことは極力共有したくない、という“とんでもない”方針でやってきていたことに気づいたのだ。その結果がこの豚小屋というわけ。

 とうとう、気付きたくなかったことに夫より先に気付いてしまった私が、欧掃除&改装の提案をすると、夫が一瞬激しく逆ギレした。そうなると思ってたぜ・・・・。私だってやりたくないのだから・・・・。でも長いことかけて、話を続けているうちに、夫は完全に折れて、本日の午後から本格的に清掃と、“不要なものの破棄”を始めた・・・・・。

 私の提案は、“もし二人でキレイに家を再建して、それでも相手に不満があったら、その時話し合おうっ!!”というもの。いつ本当に再建できるかわからないが、とりあえず、だいぶ再建プロジェクトは進んだ・・・・、ホッ。

 病める時も一緒であることを誓う・・・・・、ああ、まさにこれぞ結婚生活なのかもしれない・・・・、とつくづく思ったゼロでした・・・・(涙)。

 


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