ゼロの視点
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本日は早起きして、免許の更新。日本に里帰りしてすぐに免許更新手続きにトライしたが、電車を間違えてしまって全然違うと事へいってしまったおかげで、本日まで、里帰りの本当の目的を果たせないでいた。
もう電車は嫌なので、クルマで行くことにした。夫を同行してもただ待ち時間が長いだけで、彼もつまらないだろうと思って、夫には本日、一人で実家からバスに乗って出かけてもらって、観光してもらうことにした。そして私の大学からの友人H氏が合流して、夫と一緒に観光をすることになった。
あらかじめ、バスのシステムを教え、時刻表も渡し、実家の最寄のバス停と下車するべきバス停の名前などをメモに書く。ま、平気だろう・・・・?。
9時前に私は出発。実際に指定された更新場所に行って、収入印紙を購入したりして、どんどん手続きを進めていくと、突然とある質問をされた。実は私、3年前の更新時に、更新期間を過ぎてしまい、そのあと海外にいたので更新できなかったという理由で、更新期間を大幅にすぎてから手続きをしていたのだ。
とはいえ、その当時の状況では、違反もない私は今回の更新で5年のゴールド免許がもらえるはずだったのに対し、法律が昨年に改正されたため、3年モノしかもらえないと言われていたのだ。
なのに実際に手続きしていくと、前回の更新が遅れた理由を問われ、海外にいたことを話すと、パスポートを持ってきて、その期間、確かに海外にいたことが証明できれば、5年モノのゴールド免許を発行できるかもしれない・・・、と係員がのたまってくる・・・・・。
「てめえ、なんでそういう但し書きってやつを、あらかじめ更新案内のハガキに書いてこねぇんだよっ!!」と怒りが全身を走ったが、ここはぐっと我慢・・・・(涙)。おまけに、私の場合だったら、パスポートを持っていけば地元の警察で簡単に更新できるとまで言ってくる・・・・・。
所詮パスポート等持っているはずもなく・・・・、ムカムカしながらクルマで再び実家に戻る。途中、時計をみるとちょうど夫と友人H氏の待ち合わせ時間近く。夫がちゃんと待ち合わせ場所についているか、心配するというよりも、好奇心だけでフラッと実家に戻る前に、そこに立ち寄ってみた。
クルマをそこに近づけていって、眼を凝らしてみると確かに一人だけ怪しい外人がいる。クルマを降りていったら駐禁取られそうな場所だったので、クルマの中から夫のフルネームを、一か八か絶叫してみた。すると、驚いた怪しい外人がこっちに走ってきた・・・・・。ああ、やっぱり夫だった (笑)。
まさか、そんなところで自分のフルネームを叫ばれるとは思ってもいなかった夫は、本当に驚いたそうである。その後そこに、予定通りH氏がやってきて、しばらく3人で喫茶店でお喋りした後、私は2人を置いて実家にパスポートを取りに戻った。
家に戻りパスポートを準備して、いざ再出陣と思ったが、今度は地元警察へのアクセスがよくわからなくなったので、母に同乗してもらって行くことにした。が、しばらく警察などへ行かなかった間に、どうやら警察署が引越ししていたらしく、全然たどり着けない・・・・・・・(涙)。そんなイライラもあり、クルマの中で母と喧嘩。
結局難行苦行の末、警察を見つけ、とうとうゴールド免許をゲット。1989年に免許を取得して以来、はじめてのことだった。日本にいたら毎日運転していただろうし、しょっちゅう違反していただろうから、決して手に入れられなかったであろうゴールド免許。海外在住のメリットですな、これは。
その後、夫と待ち合わせていたとある寺に到着。遠くを見るとやっぱり変な外人が写真取り捲っている。ああ、夫だ・・・・・。ただ「お待たせっ!!」と夫に再会するのはつまらなかったので、写真撮影に熱中している夫の背後に、そうーっと忍び寄って、耳元で「Do you speak English?」と囁いてみた。
するとどうだろう、効果は私の想像以上で、夫は絶叫して驚いて、怒り狂っていた。うーーん、作戦成功。
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