風邪気味 - 2003年01月16日(木) 体力はないし不摂生だしデヴなので 健康体とはとてもいえないが、 なにしろ身体そのものが、丈夫である。 風邪以外の病気はまずしない。 太りこそすれ痩せたりやつれたりしない。 外科にかかったことがないどころか、 生まれてこの方包帯を巻いたことがない。 最近、ワタシのメンタリティの虚弱さは 身体の丈夫さと引き換えのものなんじゃないかと 思うようになってしまった。 甘やかされ過ぎとかトラウマ克服せずに 抱え込んでたりとかまぁよくわからないけど、 なにしろすぐ落ち込む。逃げる。 ココロはいつも風邪気味だ。 もう風邪の状態に慣れつつあるのかもしれない。 いい音楽で暖かくして、ライヴで一杯汗をかけば直るけど、 またすぐ鼻がグズグズいいだすのだ。 映画『アマデウス』で描かれる音楽家、サリエリの悲劇。 神は音楽家である彼に、音楽を創るための才能ではなく モーツァルトの音楽的才能を見抜くための『才能』を与えたもうた。 彼は、素晴らしい音楽に触れられる喜びと 音楽家としての自己顕示欲の狭間に落ちていく。 自分へは与えられることのなかったモーツァルトの才能。 それを理解するが故に彼がどれほど嫉妬したかは想像に余る。 ワタシもまた、サリエリによく似たジレンマの中で生きている。 「思うようにいかないことが多いかもしれない」と言った 病院の先生の言葉の意味が、最近よくわかる気がする。 ワタシの知能の特徴は、 理解する能力はあるがそれを応用できない―つまり 『解るけど出来ない』ところなのだそうだ。 理解していても失敗することは避けられない。 そして自分のせいで失敗したことを理解しているから、 周囲の「何故失敗するのか?」という苛立ちにも気づいてしまう。 出来る人には、失敗する人のことって、解らないんだよね。 こうして、また自分に自信がなくなっていくんだな。 これがきっと、ワタシの風邪のウィルス。 解るけど出来ないで苛まれるのなら、 いっそ解りも気づきもしない程愚鈍な者であったほうが 幸せだったのかもしれないよ。 こんな自分と折り合いをつけて生きる方法を、 いつか誰かに訊いてみたい。 風邪気味なだけでも、そりゃ…治したいもんなんだよ。 というわけで、時間とお金が出来たら またカウンセリングに行ってみようかと。 とりあえず今は小康状態なので大丈夫大丈夫。 -
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文投げる |