ハニワ在ル...はにわーる

 

 

ピコピコ大暴発☆ - 2002年10月10日(木)

クアトロにて初POLYSICS。
初めてPOLYの音を聴いたときに「こりゃレゴ(ブ)ロックだ!」と思ったので
昨日買ったレゴのTシャツで参戦してみた。

Tシャツに首タオルの若いコが多くて、
こりゃ下に降りたら死んじゃうな(苦笑)と思ったので
ゲスト席の後ろあたりへ。ステージ真ん前でチビにもウレシイ。


「コンバンワー!POLYSICSでーす!」
打ち込みの音にかぶせてこんな声裏返った挨拶で始まったLIVE。
電子音楽なのに1曲目から電源トビそうな勢いである(笑

そして
コンバンワコンバンワコンバンワ―――!!!
とまたもや曲中で叫ぶハヤシくん。
噂どおり意味わかんねーがすっごいテンションだ!

ハヤシはまるでロックスターのように絶叫して暴れ倒し、
カヨちゃんは…なんと演奏さえもそこへ組み込まれてしまう
キッチュなロボットダンスを繰り返し、
フミちゃんはその両者をの間を
ベース有/無のスイッチでもって自由自在に行き来し、
スガイくんは「ホントに打ち込み鳴ってんの?」と思うような
生っぽくて音の据わったドラムで存在感をアピール!
そう、ステージ上はまるでバラバラなのに不思議な一体感。

そして、チープを狙った音なのに腹にズンズン来る。
レゴの割れた裂け目から重厚なメカが顔を出していたような、
あまりにも心地よい裏切り感。
口尖っちゃってもはやパタリロのタマネギみたいな顔になってる
ハヤシのヤラれメカ的歌声と、あくまでクールなカヨちゃんのロリータ声もまたよし。

セル画の枚数を自慢するような上質アニメではない、でも
そのキッチュさが愛しくてやまない単純ストーリーのTVアニメを観たようなウレシさ。
意味とか意義とかどうでもいい、とにかくステージの一挙手一動足が楽しすぎっっっ!!!


期待していた『ドモアリガトミスターロボット』は
Enでなんとロボット付で(笑)観られたけどさ。
それより、ライヴ全体のテンションとクオリティの高さに…

ヤラレました、完璧に。
こりゃ、また観に来るしかないでしょう。




余談。
ゲスト席は開演後も空いてたんだけど、
終盤に人を掻き分けて誰かゲスト席に着いた。
「なんだよー(微怒)」と思っていたら
鈴木慶一氏(ムーンライダース)でした(笑)



-



 

 

 

 

もくじ
 

文投げる