PHANTOMPLUS 読書記録

2004年12月23日(木) 『エイリアン VS プレデター』(映)

 エイリアン好きにもプレデター好きにもちょっと「?」と「!」を感じさせる今回の企画。私としてはどちらも嫌いではないので、特にエイリアンに関しては4がお気に入りという状態なので迷わず観ることを決めていました。ちなみに得点つき前売り券も発売されていて、小さいながらも3Dアートのクリスタル風キーホルダーを手に入れることが出来たようです。叔母はしっかり持っていました。.


 エイリアンとプレデターの旧作を知っている人でも知らない人でも楽しめるように作ってはありますが、時間があるという肩には旧作の鑑賞をお勧めします。やはり多少のリンクはありますからね。

 簡単に触れてみると、エイリアンシリーズは宇宙空間にいる人間の元にやってくる未確認生命体「エイリアン」というのが原点だと思います。最初から最後まで同じなのは後頭部がやたらと発達しているあの形。エイリアンシリーズでは通して一人の女性が出てきます。リプリーだったか。その人がエイリアンを退治して終わる1作目。さらに進化しているエイリアンをまたもや撃退する2作目。3作目ではとうとう腹にエイリアンを宿し(エイリアンは卵で生み出され孵化すると人間の体内に入り成体になり、腹から飛び出してきます)溶鉱炉みたいな場所に飛び込む3作目、そして4作目では死んだはずの彼女の体から生まれたクローンと、その中から生まれたエイリアンとの戦いを描きます。4作目が何故好きかというと、エイリアンかまるで母を慕うようにリプリーを探す辺りがもう。確かに母ですが……厳密には孫だと思うんですよ(笑)
 プレデターは1作目はシュワちゃんがやっていたのですよね。知的生命体である彼らは人間より高度な文明を持つ存在です。彼らの成人の儀式が「戦い」人間を倒すことを目的として彼らはやってきます。人間の目には不可視となることが出来、人にはない武器を持っています。1作目では戦いの末撃退。最後は爆発していたかしら。2作目では警官が彼らに勝ち、負けを認めた彼らから贈り物をもらいます。

 そんなに作の合体版。衛星が捕らえた未確認の遺跡。高度な遺跡にはエイリアンが閉じ込められており、そこへプレデターがやってきます。何人かいた調査団がその戦いに巻き込まれて行くというのがあらすじです。

 個人的にはエイリアンにももう少し見せ場があっても良いような気がしました。考えを解すという点では確かにプレデターに利があるとは思いますが、あまりにもエイリアンが軽い。……と、思うのです。

 今までのように驚きを誘う場面もかなり少ないです。登場人物が多いせいか、何処と無く場面が飛びがちで。ちょっとストーリーの根拠も薄いかな。遺跡を使う必要性をあまり感じませんでした。使っても構わないけれど、あのトリッキーな作りの必要性は何処にあったのかな。まぁ、場面を見た限りでは悪くないのですけど。

 エイリアン本体はなかなかよろしかったと思います。小道具関連はノーコメントで(笑)

 プレデターの動きは個人的に好きでした。プレデターの中でも中心である一体がエイリアンを切り捨てる辺りなどはなかなか。最後の方で大型のエイリアンに飛び掛りざまに槍のような武器を刺すシーンもなかなか。忍者っぽい感じがしました。


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相月 [MAIL] [HOMEPAGE]

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