Top|
DiaryINDEX|past|
will
| Memo
|Shot|
BBS
☆☆お知らせ☆☆
久々に更新しました
Memoもぼちぼち更新しています
琴 音
久しぶりに娘を叱る。
どうやら学校で色々疲れて来るらしく、勉強しない。
ちゃんとやると約束したのにどういうことだ?と問い詰めると勉強なんか嫌いだ、やらないと言い出す。
そこまで言うのならもう勉強はしなくてよろしい、学校にも行かないで良いと問題集とランドセルをゴミ袋に詰めて捨てに行く。
「何すんだよー!」「やめろよー!」「いらないなんて言ってないだろー!」
大騒ぎしていたが、さっさとゴミ置き場(と言っても家の前)に置いてきた。
だって勉強嫌い、したくないって言ったじゃん!?
だったら問題集はもちろんのこと学校にも行かなくてよろしい。
となると教科書もランドセルも要らない。
だから捨てました。
どこかこの理論に破綻でも?
私は知らん顔だったが、心配性のおばあちゃんのフォローが入る。
すると今度はおばあちゃんに噛み付く娘。
「だって義務教育だから行かないといけないんだよ、だから仕方なく学校に行ってるんだよ」
・・・あんたが仕方なく学校に行く必要はありません。
義務は義務でも親が『教育を受けさせる義務』ですから。
憲法で言うところの三大義務は、勤労と納税は自らがするっていう義務だけど、教育は使役の義務だからね。
だからそれをしなくてもあんたは怒られることはないんじゃー。
『親』が『教育を受けさせなかった』と怒られるのじゃ。
と、私に絡んできたら言ってあげようと思っていたけれど、さすがにお母さんは怖いらしく言ってこなかった。
おばあちゃんに諭されて、とりあえず『ゴミ』は拾いに行ったらしい。
そもそも勉強は嫌いではない、と思う。
面倒くさかったり疲れていてイヤだったり他にやりたいことがあったりで、『今は』やりたくなかったのだろう。
(『今』やらないでいつやるのさ!という時間だったのだが)
ところがエキサイトしてきてわけわからなくなって、勉強が嫌い!になったらしい。
手っ取り早く今勉強しないで済む理由は「キライ」にしとけ、ということだったのかも。
勉強が嫌いな人が「日能研やサピックスに通っている人に負けたくない」とは言わないだろう(笑)。
ただし、長時間苦労して勉強してようやく対等になれる、というのも嫌なもよう。
それは学問に王道ナシでそんなにうまい方法があるわけがないのだが、それでも要領よくそんなに負担に感じずに実力をつける方法はある。
しばらくして謝る気になったらしく洗濯物をかたづけていた私の元にやってくる。
また気持ちが高ぶってきて泣きじゃくる。
まー、まー、落ち着いて。
お母さん、怒ってないし。
どうして勉強が嫌いとか義務教育だから仕方なく学校に行っているとか言ってしまったのかを分析してやり、なだめる。
さらに上記にような要領のよい方法で周りに負けないようにちょっとだけ勉強しようということで話がまとまる。
それにしても久々のバトルだったわ。
謝りにくる時に鍵を握ってきていた。
もし私が許してくれなかったら家出するつもりだったそうな。
・・・さすがにそこまでは想定していなかったよ。